は・ひ・ふ・へ・ほー日記  ~ ho diary ~

最愛何潤東、趣味はピーター・ホーというミーハーファンが、ひたすらピーターのことを語るPeterHo溺愛日記

うさぎを追いかけて

2011-07-05 23:23:37 | そのほか
ここから団子坂にはどうやって行けばいいんだろう。
ド田舎から出てきたわたしは、羽田空港で考え込んだ。
京急かしら?モノレールかしら?
うろうろした挙句、案内所で尋ねると、モノレールで浜松町へ行き、そこからJR山手線に乗り換えて西日暮里まで、そのあと地下鉄に乗り換えて千駄木へ行くのがいちばんいいと教えてくれた。
二回も乗り換え?
う~~ん、ド田舎暮らしの身には難問だ。
とりあえずモノレールに乗って浜松町で降り、うろうろしながら山手線ホームを探し当てて乗ったはいいけど、いくつかの駅を過ぎた後、どこかで起きた事故で電車が停まっちゃった。
こんなの想定外…乗客の人たちがどやどや降りて隣のホームの電車に乗り換えたので、わたしもとりあえず真似っこ。
それが正解だったらしく、西日暮里にたどり着けた!
そのあと地下鉄。
目の前に千駄木へ行くホームがあるにも関わらず、駅員さんに千駄木へ行くのはどのホームかと尋ねるド田舎もんのわたし。
ウロウロしながらなんとか千駄木について、改札を通りぬけたあと気が付いた。
スーツケースを持ってることに。
団子坂って、きっと坂だよね…?
コインロッカーを探し、荷を軽くして行くつもりだったが、午後5時になろうとしていたので焦ってしまい、スーツケースをそのまま持って出ちゃったよ。
ドンマイ!頑張れば大丈夫、と思ってスーツケースをかかえて階段を登りきったら、外は真夏のように暑い。
で、どこが団子坂なんだろう?360度見回した。
地下鉄駅の出口で悩んで、とりあえず横断歩道を渡ってお店のおばちゃんに尋ねたら、団子坂は正反対だった。
もう一回横断歩道を渡って、坂にチャレンジだ。
日傘をさして、ゴロゴロとスーツケースを引っ張り、坂を上った最初の信号を通りすぎると、そこに、
あめ細工 吉原」さんがあった!
ちょっと感動…生あめぴょんに会いたくて、ライブ前日から東京に出てきているんだもん。
実物のあめぴょんは、白くてお肌つやつやでとっても可愛かった。
ただお腹から腰あたりの体型は、わたしそっくりで、親しみを感じちゃった。
ドキドキしながら、マイクを持ったあめぴょんをお願いした。
ライブをするPeterに、マイクあめぴょんと飴のバラをプレゼントしようと思ったの。



飴細工師さんのきれいな指が滑らかに動くたびに、白い飴の塊が、形を変え、あめぴょんに近づいていく。
注文されたものを瞬時に作るためには、日常から観察力を磨いておかなくちゃいけないんだろうな。
美的センスも要求されるだろうし、指先が器用なだけではできる仕事じゃないな~と思って眺めていた。

七夕の笹飾りを持ったあめぴょんは知り合いの女の子に。



Akの二人にも、とハートのあめぴょんを購入した。
他にもいろいろ…今後いつ来ることができるかわからないから、あれもこれもと欲張った。
大きな紙袋にいっぱいあめぴょんとペロキャン、べっこうアメ、グッズを入れてもらって、お店を出た。
坂を下りきったころ、もう一つの目的を思い出した。
エスプレッソファクトリーさんに行って、あめぴょんカプチーノを飲もうと思ってたのに…。
でも、両手に荷物を抱えて、また坂を上るのも嫌だ。
仕方ない、次回にしようっと。(次回っていつなんだろ?)

荷物を持って、階段を下ったり上ったり、なんとか新宿にたどり着いて人の多さにびっくり。
東北大震災翌日の夜の新宿は、人が少なかった。
それが、この日は、どこもかしこも人、人、人だらけ。
しかも若い子ばかり。
こちらはド田舎モンなので、人波の流れについていけず、ウロウロしてはいろんな若者にぶつかって、ごめんなさいを言い続けることになる。
ド田舎では絶対見ることのないメイクやヘアスタイルやファッションをした人たちが街をぎっしり埋め尽くしている。
道端に座り込んでいるお姉ちゃんたちのつけまつ毛の長さにのけぞったり、胸元もあらわなランジェリーまがいの服に目をむいたり、冷や汗たらたらだ。
それに、見るからに黒社会の業務についているっぽい人たちも…。
ずいぶん前に観た映画、金城武主演の、新宿歌舞伎町を舞台にした『不夜城』を思い出した。
何かコワイです…。
わたしはあまりに場違いすぎる…。
スーツケースや大きな紙袋をかかえたオバちゃんのわたしには、ティッシュ配りの人も客引きも誰も彼もスルーしていきます…。
緑あふれ、鶏舎のにおいが漂ってくるド田舎に早く帰りたいです…。
歌舞伎町を歩くうちにささくれ立ってきたわたしの心を慰めてくれるのは、紙袋の中にいるカワイイあめぴょんだけです…。

夜、マイクあめぴょんと七夕あめぴょんを眺めているうち、Andyと建宏にも楽器を持つあめぴょんをプレゼントしたくなり、結局、日曜も団子坂を上ることに…。
赤いギターを持ったあめぴょんはAndy用に、キーボードを弾いているあめぴょんは建宏用に作ってもらった。



(あめぴょんの後ろでは飴細工師さんが作業中)
マイクあめぴょんと、ギターあめぴょんと、キーボードあめぴょんで、あめぴょんバンドの出来上がりだ。
ラッピングしてもらったあめぴょんや、ガチャガチャでゲットした缶バッジをかかえ、団子坂を急いで下りる。
早く新宿に戻らなくちゃ!!
残念ながら、またまたあめぴょんカプチーノはお預けだ。
とほほ…

それなのに、それなのに、それなのに、あぁ、こんなに可愛いプレゼントを用意したのに、手渡しもさせてくれないなんて、そりゃないッスよ。

大きなうさぎさん、ライブとっても楽しかったよ。
ライブでリフレッシュしたおかげで、今日は、精神的にも肉体的にもハードな仕事を、心にゆとりをもって乗り切ることができた。
こんなに効果絶大ならば、一か月に一回くらいライブやってくんないかなあ~~

ありがとウサギ