は・ひ・ふ・へ・ほー日記  ~ ho diary ~

最愛何潤東、趣味はピーター・ホーというミーハーファンが、ひたすらピーターのことを語るPeterHo溺愛日記

愛心について考えてみた

2008-06-24 07:41:40 | 何潤東
【お断り】今回、Peterは出演しません。

この一年くらい、とみに愛心活動に熱心なPeter、芸能人として成功した彼は、今や、社会貢献の責任を全うしようとしているらしい。
そういえば、マイクロソフトのビル・ゲイツも事業の一線から退いて、慈善事業家となるそうだ。
本音を言えば、Peterの愛心活動には胡散臭さを感じていた。
いやPeter本人にではないのが…。
地震直後の被災地区入りに関して、
TVやネットのポータルサイトがタイアップする形で、TVカメラを背に、所属会社の仲間たちで打ち揃って3日間慰問って、なんか慈善でなくて偽善?と当初は戸惑いを感じていた。
日本人って、寄付やチャリティやボランティアをするにしても、おおっぴらにやっていると偽善的って思い勝ちではないだろうか。
わたしはいつでもそうだった、大げさに宣伝するのは、ただの売名行為ではないかと疑ってしまう癖がついている。
しかし、マスコミが活動を追っかけて記事にしていたとしても、愛心活動を行うPeterの誠実さには偽善心はかけらも見当たらないとわかってきた。
Peterは、自分ひとりの力には限りがあると言う、でも、自分の活動を通じて他の人に愛心が広がることを望むと言う。
そこで、わたしも、彼の愛心に感化された一人として、声高に自分のことを語ってみたい。

わたしはアフリカの一人の男の子のサポーターをしている。
彼の名はプロシード、家族とともに暮らし、学校に行きながら、畑の手伝いをする。
最近、彼からの手紙が届いた。
彼自身の書いた英語の文章だ!
今まで彼から届く手紙の内容は、字が書けない彼が動物の絵を描いてきたり、学校の先生が代筆してくれたりだった。
そのプロシードが書いた初めての手紙だ。

その手紙を見た瞬間、わたしは、以前別の男の子からもらった、もう一つの手紙を思い出した。
ファビアン、彼は地球の裏側で生活する男の子、
わたしがファビアンを最初に知ったのは、まだ彼がお母さんの腕に抱かれていたころだ。
大きな瞳の可愛い男の子、彼の成長の記録は毎年一度写真とともに送られてくる。
彼の暮らす集落は貧しい。
彼を抱くお母さんの着ている服は写真撮影用の晴れ着なのだろう、毎年同じ服だ。
ファビアンはとても小さいので、学校に行かず、毎日サッカーをしたりして遊んでいる、彼らは元気だ、などの生活の報告が年に一、二度送られてくる。
わたしのほうは、幼い彼が喜んでくれそうなちょっとしたプレゼントや写真を送ったり自分の生活を手紙で書いたりしていた。
数年そんな交流が続いたが、ある年の秋、わたしはとうとうファビアン自身の手による手紙を初めて受け取った。

書かれた文字は、“I love you.”

衝撃的だった。
なんという美しいことばだろうか…。
恋人ではない、家族でもない、地球の裏側に住む幼い少年が、会ったこともないアジアのわたしに贈ってくれた、シンプルだけど、美しいことば…。
こんな美しいことばはもらったことがない。
心が震えた、なぜだか泣けて仕方なかった。

今後ファビアン自身と手紙のやりとりができると喜んだ一週間後、事態は急変した。
ファビアンの暮らす地域の活動から撤退する旨の手紙が家に届いたのだ。
活動を継続できないなんらかの事情が起こったに違いない、しかし、わたしはファビアンにサヨナラすら告げることはできなかった…。
文字を書けるようになったファビアン、彼は今どんな少年に成長しているのだろうか…。

その後、スポンサーとしてアフリカの少年を紹介された。
それがプロシード、昨年彼に小さなプレゼントを贈った。
子供用のおもちゃの絵の具セット、プレゼントを選ぶ時間がなくて、検討もせずあわてて買ったものだけど、彼は喜んでくれた。

慈善活動というものは、社会の底辺に置かれた貧しい人たちを助けるためにすることだと思っていたが、最近では、活動に参加することは自分自身のためにもなるのだと考え始めた。
精神的な豊かさを与えてくれたり、視野を広げたり、と自分の成長の手助けをしてくれる。
わたしは、今、Planのサポーターやユニセフのマンスリー・サポーターをしながら、その活動が、人を支援すると同時に自分への肥やしとなっているように思う。
愛心活動に熱心に取り組むPeterもきっとたくさんのことを学んだに違いない。
四川や宮城・岩手の地震災害のみならず、ミャンマーで、アフリカで、世界中のあちこちで、わたしたちの援助の手を求めている人たちがたくさんいる。
Peterが願っているように、彼の愛心に共鳴するファンの一人ひとりから、さらに大きく愛の心は広がっていくだろう。


ここまでわたしの独り言につきあってくださって、どうもありがとうございました。
共鳴してくださる方、興味をもたれた方、下記のHPをご覧になってみてください。

日本フォスター・プラン協会ホームページ

日本ユニセフ協会ホームページ

日本盲導犬協会