レンズの向こうに・・・PART2

きままな写真ブログです。ホッとする写真、懐かしい写真、ニコッとする写真、感動する写真、そんな写真が撮れたら楽しいですね。

Vol.1974  初秋の日南海岸の花  (最終) (Photo No.13692)

2016年09月24日 16時23分52秒 | 風景
赤い彼岸花と白い彼岸花が、まるで初めてデートをする若い二人が、微妙に
間隔を空けて座る距離で咲いています。ついこんな彼岸花を目にして、なぜ
か私はニヤッと笑ってしまうのです。これまで、このブログで何度か男女の
二人が、ベンチや土手に座っている後ろ姿の写真を撮って紹介して来ました
が、二人が座っている距離間で、何となくその二人の関係がわかるものでし
た。ふとそんな事を思い出してちょっとニヤッとしたのです。

【撮影日】2016/09/17 13:28:55.00
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:210mm f/5.3 1/400秒

今日もやや雲が多かったものの秋晴れの日南市でした。早速、お昼前から吉野
方まで軽くサイクリングをしてきました。今日は汗をかいても乾燥した爽やか
な風で、汗もすぐに乾きましたね。何だか日南市は、急に秋の気配が漂う気候
になってきましたよ。最近テレビで肉まん、あんまんのCMが流れ出しました。
そんなCMを見るだけで、ああもう秋だな~!、と思ってしまいますね。

ちょうど今お彼岸ですね。春分の日と秋分の日の前後3日の1週間を、それぞれ
春のお彼岸、秋のお彼岸と言いますが、みんながお墓参りをする時期でもあり
ますね。お彼岸の時期は、ちょうど太陽が真東から上がって真西に沈むことか
ら、仏教の「極楽浄土は西にある」という教えにより、この世(此岸)とあの
世(彼岸)が最大に近付く日とされていて、先祖供養を行うのに良いとされて
きたのだそうです。でも、そもそもなぜ極楽浄土は西にあるのか?、という事
について、調べてみると、太陽が上る時が「生」で西に沈む時が「死」という
人の一生に例えられている事からも「極楽浄土は西にある」と言う事につなが
るようです。しかし世の中には面白い人がたくさんいて、「極楽浄土」の具体
的な場所を探そうと、阿弥陀経の経典の中からヒントを得てその距離を計算した
物理学者もいたようですよ。その結果、「極楽浄土」までの距離はなんと33億
光年だったとか。また別な物理学者の説だと160億光年だと計算した人もいたそ
うです。とにかく遥か彼方の宇宙のどこかに「極楽浄土」があるのは間違いない
ようです。そうなると、人の魂は体が死んだ後に、光よりも早い速度でその
「極楽浄土」に移動するという事になりますが、でもこんな考え方ってなかなか
面白いと思いませんか。ビッグバンから始まった宇宙は、あれから138億年が経
った今でも、どんどん加速膨張して広がっている事はご存知でしょうが、宇宙の
事が最新の観測技術とパソコンの演算速度の進化のおかげで、驚異的に解明され
てくればくるほど、いつの日か本物の「極楽浄土」という星が発見されるのでは
ないかと期待せずにはいられませんね。

今日のお薦めの焼酎は東酒造の「龍宝」です。鹿児島の芋焼酎です。
東酒造さんと言えば「七窪」や切れのある「克」が人気ですが、この
「龍宝」もなかなか旨い焼酎に仕上がっています。白麹の特徴がよく
でている焼酎だと思いますよ。白麹の風味を味わいたいなら、ぜひ一度
この「龍宝」を飲んでみて下さい。

今日のお薦めの曲はブレッド&バターの「あの頃のまま」です。歌詞の中に
「Simon & Garfunkel久しぶりに聞く」という所があり、ブレッド&バター
もその昔、サイモン&ガーファンクルの影響を受けていたのがわかりますね。

黄色っぽい彼岸花に6対の花が付いています。 (Photo No.13691)

2016年09月24日 16時23分24秒 | 風景
彼岸花を真上から撮って見ると、6対の花が綺麗に咲いているのが分かります。
ヒガンバナ科の花はそのほとんどが6枚の花びらです。アマリリス、タマスダレ、
クリナム、スイセン、ハマユウ、みんな花びらが6枚なんです。それに対して
バラ科のサクラ、梅、梨、リンゴなどは花びらが5枚。どうやって花びらの枚数
が決まったのでしょうね。不思議ですよね。

【撮影日】2016/09/10 11:17:01.30
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/5 1/1600秒

浜辺に咲くハマゴウの花 (Photo No.13690)

2016年09月24日 16時22分57秒 | 風景
関東ではなかなか見られないハマゴウですが、日南海岸に来ると、意外と
たくさん見つけられます。きっと人が踏み歩かない砂浜がたくさんあるか
らだと思いますよ。小さくて奇麗な紫色の花を良く見ると可愛いシジミ蝶
がいますね。花の蜜を一生懸命に吸っているのか、カメラを近づけても逃
げる事はありませんでした。


【撮影日】2016/09/17 13:23:33.68
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/2500秒

浜辺で植物が描いた「庄」の字? (Photo No.13689)

2016年09月24日 16時22分30秒 | 風景
不思議でしょう。植物が砂浜に「庄」の字を描いているように見えますよね。
ツル性の植物の根の張り方って、恐らく規則性はないと思いますが、なぜか
理由があってこんな「庄」の字のような根の張り方になってしまったのでし
ょうね。


【撮影日】2016/09/17 13:26:51.29
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:24mm f/8 1/200秒

ハイビスカスが今、たくさん咲いています。 (Photo No.13688)

2016年09月24日 16時21分52秒 | 風景
真夏の暑い時に咲くイメージがあるハイビスカスですが、日南では今、見頃
になっているハイビスカスも多くあります。ハイビスカスの赤も、彼岸花の
赤も鮮やかな赤色ですよね。そこで、一句詠んで見ました。ハイビスカスの
字は6文字もあるので、どうしても中七に持って来なければなりませんから
難しいですね。

【撮影日】2016/09/17 12:58:41.07
Nikon D810 レンズ:VR 24-120mm f/4G
焦点距離:120mm f/7.1 1/125秒

庭に咲いたタマスダレ  (Photo No.13687)

2016年09月24日 16時21分07秒 | 風景
6枚の白い花びらがとても可憐なタマスダレ。お彼岸の前にこうして群生で
咲くのをよく見かけます。タマスダレは春に咲くハナニラとよく似ています
が、咲く時期が違いますので、覚えておきましょう。両方ともヒガンバナ科
の花ですよ。

【撮影日】2016/09/10 10:59:18.73
Nikon D810 レンズ:60mm f/2.8G
焦点距離:60mm f/8 1/320秒

クロアゲハ蝶は彼岸花が大好きなようです。 (Photo No.13686)

2016年09月24日 16時20分40秒 | 風景
彼岸花の周りにはたくさんのクロアゲハが飛んでいます。お彼岸の時ならでは
の光景です。それにしても赤と黒って似合いますよね。この二つの色はお互い
が補色の関係にあるのかなと思いましたが、赤の補色は青緑でした。

【撮影日】2016/09/23 15:04:33.08
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1000秒

アオサギの日光浴  (Photo No.13685)

2016年09月24日 16時19分57秒 | 風景
アオサギがなぜか羽根を体の下の方に広げて「気をつけ!」をしているみたい
にピーンと立っていました。これがアオサギの日光浴の姿です。野鳥好きな方
のブログで時々見かけていましたが、生で見たのは初めてです。それにしても
これほど体を硬くしたような姿勢だと疲れそうですよね。もっとリラックスし
て日光浴をすればいいのにね!。

【撮影日】2016/09/23 15:35:32.83
Nikon D300 レンズ:VR 70-300mm f/4.5-5.6G
焦点距離:300mm f/5.6 1/1000秒