カンテレ市ヶ谷クラブ のレッスン日。かれこれ10年以上になるクラスで、「急がず、じっくり」でカンテレ人生を送っているメンバーの方々。
2パートを基本調弦を違えての曲が課題。「薄明るい静けさ」の曲、Aパートは「♪ソラシドレ」のト長調、Bパートは「♪ミ♯ファソラシ」のホ短調。調弦が違うといっても並行調の関係だから、それほどの違和感はない。この曲のアンサンブルは、2パートの静と動が微妙に絡み合う繊細さ、また同時に展開するダイナミックな響きの面白さがある。
曲の細かなアナリーゼ(分析)やもっと中身を知りたいと、次月も継続することにした。曲のテーマの「薄明るい静けさ」は、日暮れを知らない白夜の夜明けを彷彿させる。夜通し遊ぶフィンランド人が眠りにつく時間は、ひとときの静かな時間。まさに旬の曲、夏のフィンランドに想いを馳せる。
フィンランドは夏至祭Juhannus、美しい季節。
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