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療育・音楽療法クラス②-小学生クラス

2008-06-16 21:18:10 | 音楽療法
<養育・音楽療法クラス>シリーズ2回目。

<小学生クラス>
このクラスには、地域の療育センターや養護学校および特別支援学校(学級)からの紹介があり、大勢の子どもたちが通ってくる。8名の登録だが、学校行事の関係で出席者は5名。それぞれが思い切り個性も障がいのレベルも違う5人だったので、5方向を向いている。さてどうやって始めて、まとめようかなと考える。

言葉のコミュニケーションが可能なのはA君のみ。Tシャツとおそろいの帽子がかっこいい。「気に入っているの。このままでもいい?」「どうぞ。かっこいいわね」 いつもは消極的だが、珍しく「先生、今日はミッキーマウスマーチで始めて」のリクエストがでる。音楽にあわせた椅子体操で開始。

遅れて参加したB君は多弁。「これでいいですか」「あってますか」「それはこうですか」と常に確認、「B君の好きにやっていいのよ」と促す。常に注目されていたい思いと、間違えたくない不安な気持ちが表面にでている。解放(開放)してあげたいと、私は手をかえ品をかえのアプローチ。

C君は昨秋から9回目の古株、「とにかく楽しめることを」が参加のきっかけだった。どこへいってしまうかわからないC君だったが、落ち着きがでてきて、一緒に皆の中で楽しんでいる。ゆっくりだが私の口真似で「おはよう」「ありがとう」が発語できるようになったし、喜怒(哀)楽の身体表現もできるようになった。かたまってしまう場面は皆無になり、自分で探しながら、皆の様子を見ながらの動きが感じられる。

われ関せずD君は4回目。ゴロ~ンと寝転がることから始まるが、初回はほとんどそのまま終わる。2回目は気が向くと近寄ってくるが、それが2回程度。そして今回は、まず音楽にあわせて走る体操に参加、そしてピアノを弾く、太鼓をたたくなど、ジリジリ距離を縮めてきた。思わず「ヤッター」の気分。

唯一女の子のEちゃんは終始笑顔で活動。初回はずっとゴロゴロしていたので、同僚のPT(理学療法士)助言により、2回目から椅子使用にしたら、しっかり座位姿勢を保てるようになった。目線が同じになると、視線を絡めてくる。目があうとニコッ、すてきな笑顔のEちゃん。体操も、音楽活動も積極的で、他人とのコミュニケーションも問題なかった。カーテンの後ろに隠れて、「あれ、E子ちゃんがいない」という私に、顔をのぞかせピースマークのお茶目な場面もあった。



「先生はこんなにかかわってくれるんですか?」と、あるパパ。子どもたちの感覚は鋭いから、私が一瞬でも手抜きしたら、そこで関係は終わる。「親以上ですね」に「それは違います。いちばんは親です。子どもたちが、この人はちょっといいかも、信用できるかも、一緒の時を共有してみようかなと思ってくれれば、私は嬉しいです」 私は結構しつこくベタベタかかわる、今のところ跳ね除ける子どもはいない。一緒にまあるくお団子になって、隙間なくビッタリ。体力勝負の子ども相手にクラス、終わってみれば心地よい疲労感。

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