文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization on September 2016

日本の時間、世界の時間。
The time of Japan, the time of the world

本当は、こんなもので、いわんや大人レベルではないのだ。

2011-07-14 11:38:06 | 日記
文藝春秋に虚構を綴った
知の巨人 立花隆の弁明
 …週刊新潮7月21日号

さすがの“知の巨人”も、少々慌ててしまったのだろうか。立花隆氏(71)が『文藷春秋』7月号に書いた随筆に関係者が憤慨していることを本誌が報じたところ、翌8月号で、何とも奇っ怪キテレツな“弁明”を繰り広げているのだ。

そもそもの発端は、立花氏がその7月号巻頭に、〈現代のグスコーブドリ〉 と題して発表した随筆だった。

何でも、文京区本郷界隈に住む氏が、かつて樋口一葉が母妹と一家をかまえていた旧居跡や、執筆に呻吟する一葉が頭を冷やすために夜な夜な水をかぷったという井戸も残っている風情漂う〈菊坂のあたり〉を散歩したところ、その変貌ぶりに驚く。

なんと、〈その井戸を含めて、その露地全体がいまや完全に消滅してしまったのだ〉しかもその原因は、〈観光客が多くなり、住民一同もう我慢できないと、みんなで申し合わせて一切排除を区に申し入れた〉

結果、すっかり面白みのない町になってしまったと嘆いている内容である。が、実は、その貴重な文化遺産である一葉の井戸は紛れもなく今も存在し、問い合わせたという文京区役所に確認すると、氏はもちろん文春編集部からも問い合わせは一切なし。

何より、他でもない地元住民があまりにいい加減な記述に憤慨している声も本誌が紹介したのだった(6月23日号)。ところが、である。

〈沖縄訪問記〉と題した最新号の立花氏の随筆は大半がタイトル通りの内容だが、末尾で突然、〈ー前号、樋口一葉旧居があった露地が消滅したと書いたところ、それは今も存在するとの異論が一部で報じられた〉と前置きし、

〈それは物理的には存在するが一般人が認識できる形では存在しない〉と、何とも苦しい弁明をしているではないか。

 「大したことじゃない」 

そもそも一般人とはどういう人を意味しているのかも不明だが、要するに、案内表示がなくなっているから分からないじやないか、という主張らしい。が、

「案内板がないから存在しないとは乱暴すぎます」と改めて憤慨するのは、目黒区議の須藤甚一郎氏である。実は須藤氏は本郷の古書店で働きながら定時制高校に通っただけに、界隈は第二の故郷なのだという。

「最近も菊坂周辺を歩きましたが、明治の風情が残ったまま。近所の人々は聞かれれば誰にでも井戸や旧宅跡を教えてくれるし、立花さんが言うような“一切排除”など申し入れていませんしね」井戸の近所住民も言う。

「立花さんの文章を読めば、これはもう明らかに現場を見てないな、と分かります。案内板がなくなったのは仕方ないけど、それを井戸も含めてなくなった、もう昔の面影がないって書くのは明らかにミステイクでしよ。ふざけんなよ、つて思いますよね」

須藤氏は。“住民のエゴ”みたいに書いておきながら、当の住民に何も聞いていないんじゃないですか。誤りを潔く認めて謝罪すべきですよ」対する立花氏は。

「大したことじゃないし、いつまでも延々とやる話じゃないでしよ。いいじゃない、もうそんなことは」

と、今度は開き直る始末。もはや“知の巨人”のストレステストは完全不合格、と言うはかない。
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