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三越伊勢丹3ヵ月売上高 104億円、年目標の19%…日経新聞8月3日31面より

2011年08月03日 14時49分09秒 | 日記
ルクアは好調、42%達成

JR西日本グループ2社は2日、5月4日に開業したJR大阪三越伊勢丹と専門店ビルのルクアの開業3ヵ月(7月末まで)の営業状況をまとめた。

三越伊勢丹とルクアの売上高は共に104億円だった。三越伊勢丹は年商目標550億円に対する達成率が19%にとどまった一方、ルクアは同250億円の42%をすでに稼いでおり、明暗が分かれる形となった。

三越伊勢丹の7月の売上高は32億円だった。開業後初の夏物セール期間となったが、セールは消費者が通い慣れた店を選ぶ傾向が強いため、阪急百貨店や大丸など歴史のある近隣店との競合で伸び悩んだもようだ。

ルクアは開業した5月に迫る35億円を売り上げて好調を持続した。主要顧客の20~30代女性を中心に、人気セレクトショップの集積や買い回りの良さが支持された。

開業3ヵ月の来店客数は三越伊勢丹が1080万人、ルクアが1330万人だった。ルクアは構造上、低層階が駅の通路として利用されやすいため、買い物目的ではない客も多く含まれている。

JR大阪三越伊勢丹を運営するジェイアール西日本伊勢丹はJR西が6割を出資。ルクアはJR西100%子会社のJR西日本SC開発が運営している。

大阪・梅田では地域一番店である阪急梅田本店の5~7月の売上高が競合激化で当初想定した減収幅を下回っている。

固定客比率が高い百貨店の既存店が底堅い一方で、HEPファイブや地下街のディアモール大阪など、ファッション衣料を軸とした専門店はルクアの影響が大きく落ち込みが目立っている。

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