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文明のターンテーブルThe Turntable of Civilization

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世界保健機関(WHO)は「COVID‐19」と命名したが、筆者は「中国隠蔽・(習)近平致死性肺炎」と名付けたい。

2020年02月27日 23時01分32秒 | 全般

以下は昨日発売された月刊誌WiLLに、災厄は中国からやってくる、と題して掲載された、当代最高の記者の一人である佐々木類氏の論文からである。
野獣を食べる習慣が、新ウイルスを発症させる温床に
規格外の惨事 
すべてが規格外の惨事である。新型肺炎のことだ。
世界保健機関(WHO)は「COVID‐19」と命名したが、筆者は「中国隠蔽・(習)近平致死性肺炎」と名付けたい。
隠蔽と近平の頭文字をとって略すと品がなくなるから、略さない。
後者はともかく、公式の病名もまだ定着していないので、この稿では新型肺炎という表記のままにする。
もちろん、感染者や死者を冒涜するつもりはない。あらかじめ申し添えておく。 
世界中で増え続ける感染者と死亡者数、湖北省全域、北京、上海、重慶、天津という四直轄市、他にも80あまりの都市で都市封鎖、あるいは外出・移動規制という前代未聞の措置、機能不全のWHO(世界保健機関)、世界と日本に与える経済的打撃、日中関係への影響、東京オリンピック・パラリンピック開催への懸念……。
養豚農家を震え上がらせた豚コレラ(豚熱、CSF)しかり、当世の災厄は中国からやってくる。 
一昨年三月、国家主席の任期を二期十年までとする規制を外す憲法改正をし、終身主席という禁じ手を打った習近平国家主席に天罰が当たったのか。
新型肺炎は習政権だけでなく、中国共産党の一党支配を揺るがす、重大な政治危機を招いているようでもある。 
1911年10月に起きた辛亥革命の発端となった武昌蜂起も、武漢市が舞台だった。
重症急性呼吸器症候群(SARS)が流行った際も、江沢民政権から胡錦濤政権の移行期だった。
政権維持に神経を尖らす習氏の脳裏に、易姓革命という四文字がよぎってもおかしくない。 
習氏は新型肺炎との戦いを「人民戦争」と呼んで全人民に当局への協力を呼び掛けている。
だが、そもそも一党支配下での人権弾圧、保身と責任逃れからくる隠蔽体質が招いた人災であることは間違いない。
とりわけ今回の惨禍は、湖北省や武漢市における人民代表大会開催前の政治的安定を人命より優先させたという批判が中国国内でも起きている。 
二月中旬時点で、中国国内の感染者は七万人以上、死者もSARSを上回る二千人近く、日本国内もクルーズ船客を含む百六十人以上の感染が確認されている。 
発生源の武漢市に滞在していた日本人男性は新型肺炎が原因で死亡した。
本稿が出ているころには、これらの数字がさらに増えているのは間違いなかろう。
机以外の四つ足は食べる 
なぜ中国国内で疫病が流行るのだろうかー。 
ひと言でいえば、人と獣の距離が近いからだろうことは、素人目に見ても分かる。
家畜との生活が日常で不衛生だとか、そういうレベルではない。
食材として台所に上るのがふつうだという意味だ。 
日本人も、一部の欧米人から見たら卒倒するようなクジラだとか、生魚を寿司だ刺身だといって食べている。
その欧米人も、ジビエとかいって、鳩やアライグマなど鳥獣を食べる。
だから、お互い他国の食文化についてとやかく言えないのだが、中国人の場合、それにしても人と獣の距離が近すぎやしないか。
筆者も小さいころから、中国では机以外の四つ足は何でも食べると教えられた。 
今回の新型肺炎も、武漢市の海鮮市場が感染源として疑われる。
海鮮市場とはいえ、そこには竹を主食とするタケネズミ、ハクビシン、キツネ、コウモリといった野生動物が食用として販売されているという。
武漢市の場合、約32km離れた郊外に国立の病毒研究所があり、そこの実験動物が逃げて家畜と接触したか、食用として市場に出回った疑いが浮上している。 
日本人からみればゲテモノではあるが、知人の中国人男性に言わせれば高級食材で、富裕層が好んで食すのだという。
この中国人男性は、私の取材に対し、「春節で福建省に帰り、好物のタケネズミを食べようと思ったヨ。でも(新型肺炎で)帰れなくなったヨ」と残念そうに首を振る。
この男性のイチ押しは猟犬のシェパードだ。
両手で犬が走る格好をしながら、「走るから筋肉が締まっていて美味しいヨ。ドーベルマンも貴重で美味しいけど、シェパードの方が美味しい」のだそうだ。
念押しする。彼の言っていることは足の速さではない。肉の旨味である。 
古くは14世紀に大流行したペスト(黒死病)も、中国の雲南省地方に侵攻したモンゴル軍がペスト菌を媒介するノミと感染したネズミを中世ヨーロッパにもたらしたことによって大流行したものとされる。度重なる戦争で、野獣など食料の現地調達に迫られる将兵や繰り返す飢饉に苦しむ人々がネズミなどの野生動物に手を出すことの繰り返しも、疫病を流行らせる背景になったと考えられる。 
最近では、2003年、中国南部の広東省を起源としたSARSがそうだ。
感染源で疑われたのは、コウモリ、ハクビシン、タヌキ、ネズミだった。
一昨年には、ヒト感染はしないが、アフリカ豚熱(ASF)が中国で大流行し、日本の水際まで追っている。
感染源はネズミなどの小動物の疑いが持たれている。 
日本では、この感染豚を食肉としてソーセージなどに加工し、その残滓を野生のイノシシが食べて、養豚場の豚に感染させるというルートが考えられている。 
今後、衛生環境がいかに改善されても、疫病発生の根本原因とみられる野獣を食べる習慣がなくならない限り、疫病発生の危険もまた、なくならないであろう。
この稿続く。


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