Firefoxのabout:configにある設定の意味をメモします。
国際化ドメイン(Internationalized Domain Name)に関する設定。
(真偽値)国際化ドメインを利用可能にするか否か。
(文字列)ここに書かれている文字がIDNに含まれていたらpunycode形式で表示する。
(真偽値)trueなら[TLD]ドメイン下のIDNはそのまま表示。falseまたは書かれていないなら、punycode形式で表示する。
(真偽値)trueなら常にpunycode形式で表示。falseなら上記の設定に従う。
認証関係。
(真偽値)SSPI(Security Support Provider Interface)を使うか否か。Windowsの機能なので他のOSでは使えない。
オートダイアルヘルパー
(真偽値)ダイアルアップ接続利用時サイトに到達できないとき、trueなら、RASサービスを利用してダイアラを自動的に起動、falseならダイアラを起動しない。
NTLM自動認証
(真偽値)プロキシの自動認証を行うか否か。falseだと認証プロンプトが表示される。
(文字列)ここに含まれるURIがNTLM自動認証の対象になる。区切り文字はコンマ
クッキー関係
(真偽値)network.cookie.lifetimePolicyが1のとき、trueなら自動的にセッションクッキーを受け入れる。セッションクッキーとは、ブラウザを閉じるまで有効なクッキー。
(整数値)クッキーの取り扱いについて。0なら、全てのクッキーを受け入れる。1なら、元のWebサイトからのクッキーのみを受け入れる。2ならクッキーを受け入れない。3ならcookie P3P policyに基づいて取り扱う。
(真偽値)メール・ニュースでのクッキーの取り扱いについて。trueなら受け入れない。falseなら受け入れる。Firefoxで使うのかは不明。
(真偽値)現在のセッションでのみクッキーを受け入れるか。trueならブラウザが終了したらクッキーを削除、falseならブラウザ終了後も期限内ならクッキーを保持する。
(整数値)network.cookie.lifetimePolicyが3のとき、クッキーを何日間保存するかを指定する。
(整数値)クッキーの期限に関するポリシー。0ならサーバの設定に従う。1なら、プロンプトを表示してユーザが指定する。2なら、ブラウザ終了後クッキーを削除する。3なら、network.cookie.lifetime.daysに書かれた日数保存する。
(文字列)W3CのP3Pに基づく設定。8文字のアルファベット。
アルファベットの意味は、f - Flag。d - Downgrade。a - Accept。クッキーを受け入れる。r - Reject。クッキーを拒否する。
各桁の意味は左から、
1番目 - プライバシーポリシーのないサイトのファーストパーティのクッキー。
2番目 - プライバシーポリシーのないサイトのサードパーティのクッキー。
3番目 - 許可なしで個人情報を収集するサイトのファーストパーティのクッキー。
4番目 - 許可なしで個人情報を収集するサイトのサードパーティのクッキー。
5番目 - 許可をもらったときだけ個人情報を収集するサイトのファーストパーティのクッキー。
6番目 - 許可をもらったときだけ個人情報を収集するサイトのサードパーティのクッキー。
7番目 - 個人情報を集めないサイトのファーストパーティのクッキー。
8番目 - 個人情報を集めないサイトのサードパーティのクッキー。
これだけ書いたが、Firefoxには関係の無い設定。SeaMonkeyには関係あるらしいが。
(整数値)クッキーの期限に関するポリシー。0ならafafaaa。1なら、ffffaaaa。2なら、frfradaa。3なら、network.cookie.p3pの設定に従う。Firefoxには関係なし。
(真偽値)以前の設定を引き継ぐか否か?
ディレクトリ関係。
(整数値)FTPやローカルのディレクトリ表示方法。Firefoxは常に2。
DNS関係。
(真偽値)IPv6のDNS lookupを使用しないか否か。trueなら使用しない、falseなら使用する。
(文字列)IPv6を使用している場合でも、ここに書かれているドメインを引く際にはIPv4を使用する。デフォルトでCookieで情報収集する某社のドメインが書かれていますが、別にスパイウェアがインストールされたわけではありません。(その件に関する参考)
(真偽値)Proxy Auto Discoveryを利用可能にするか否か。
FTPに関する設定。
(整数値)FTPでタイムアウトするまでの秒数。
ホストに関する設定。
(文字列)デフォルトのNNTPサーバ。
(文字列)デフォルトのPOPサーバ。
(文字列)デフォルトのSMTPサーバ。
HTTPに関する設定。
(文字列)受け入れる圧縮エンコード。デフォルトだとgzip,deflateなので、GZIPとdelateでエンコードされた内容は受け入れる。
デコードする必要があるので、ユーザPCがロースペックでかつ回線が太いなら、白紙にしたほうが軽くなるかもしれない。
反対に、PCはハイスペックで細い回線なら、この設定が有効なほうがいい。
この他、compressは使えるっぽい。bzip2は不明。
サーバの設定によっては、下手にこれらを消すと406 Not Acceptableを返すかもしれない。
compress - アルゴリズムとしてLZWを使用。特許問題があったが、2004年6月20日に切れる。
gzip - LZ77を使用している。一般的にはcompressより圧縮率が高い。
Deflate -LZ77と動的ハフマン符号を使用。 実際はgzipと同じらしい。
bzip2 - gzipよりもさらに圧縮効率の高いアルゴリズム。当然処理速度はgzipに劣る。Firefoxで使えるかは不明。
(文字列)受け入れるファイルタイプ。数字が大きいほど優先度が高い。*/*を消すと406 Not Acceptableを返すサーバが出てくる可能性も。
(文字列)デフォルトソケットタイプ。
(真偽値)keep-aliveを使用するか否か。使用しないと、リクエストごとにコネクションを切るので非効率。
(整数値)keep-aliveをタイムアウトさせる秒数。
(整数値)HTTPの最大コネクション数。増やせば増やすほど、多くのサイトから同時にダウンロードすることができる。
(整数値)1サーバあたりのHTTPの最大コネクション数。コネクションを増やせば、サーバかクライアントのどちらかの帯域の限界を超えない限りダウンロード速度が上がる。
ただし、やりすぎるとサーバの帯域をひとりで食いつぶすことになるので気をつけましょう(最悪アク禁食らいます)。
一応、RFC26168.1.14には、
規約を守るのであれば、2か1に設定すべきです。
ただし、1999年6月に作られたRFCなので現実に即していないともいえる。/p>
(整数値)各プロキシとの持続する最大のコネクション数。多すぎは良くない。
(整数値)各サーバとの持続する最大のコネクション数。多すぎるとサーバのポートを占領することになるのでよくない。
(真偽値)パイプライン化の使用をするか否か。trueにすると使用する。falseなら使用しない。
パイプラインは、レスポンスを待たずにリクエストを一度に行うこと。一般的にtrueにすれば速くなり、最大コネクション数を増やすよりはサーバに対して優しいが、一部サーバは対応して無いので返って遅くなることも
(整数値)パイプライン化した場合の最大同時リクエスト数。あまり数が多いとリクエストを拒否される可能性も。
プロキシに関する設定。
(真偽値)プロキシでkeep-aliveを使用するか否か。trueで使用する。falseなら使用しない。
(真偽値)プロキシでパイプライン化を使用するか否か。trueで使用する。falseなら使用しない。
(文字列)プロキシで使用するHTTPのバージョン。1.1か1.0
(整数値)最大の連続リダイレクト数。この設定の影響はHTTPレスポンスヘッダでの転送に限られる。
(整数値)最大コネクション数を超えてるときにリクエストを待つ秒数。
(整数値)リファラの扱い。
0 - リファラを送らないし、document.referreもセットしない
1 - リンクをクリックしたときはリファラを送り、document.referreもセットする。
2 - リンクをクリックしたり画像をロードしたときにリファラを送り、document.referreもセットする。
(真偽値)セキュアなサーバでのリファラの取り扱い。trueならセキュアなサイトからセキュアなサイトに移動するときに、リファラを送る。falseなら送らない。
セキュアなサイトからセキュアでないサイトへ行くときは、そもそも送ってはいけないとか。
(真偽値)ページをキャッシュするか否か。trueならキャッシュする。falseならしない。
(文字列)使用するHTTPバージョン。普通1.0か1.1。0.9は使えるか不明だし、そもそもHTTP/0.9は400 Bad Requestを返すサイトが多い。
画像に関する設定。
(真偽値)画像を表示するか否か。trueなら一々尋ねてくる。falseなら聞かずに表示する。
ネゴシエーション認証の設定。
(真偽値)プロキシの認証のデフォルトをSPNEGOをデフォルトにする?
(文字列)上記認証に関するURI一覧(不明)
(文字列)GSSAPIライブラリのパス。
(文字列)SPNEGO認証に関するURI一覧(不明)。
(真偽値)OSのデフォルトのGSSAPIライブラリを使用するか否か。trueなら使用する。falseならnetwork.negotiate-auth.gsslibの値。
NTLM認証の設定。
(真偽値)NTLM認証でLMハッシュを送るか否か。trueなら送る。falseなら送らない。LMハッシュはNTLMハッシュよりセキュアではないので注意すること。
(真偽値)ユーザがオンラインか否か。
(真偽値)先読み機能を有効とするか否か。trueなら有効。falseなら無効。
と書いておくと、
プロトコルハンドラに関する設定。。
(真偽値)Firefoxが処理可能な全てのスキームを処理するか否か。trueなら処理する。falseなら処理しない。
(真偽値)[スキーム名]の処理をするか否か。trueなら処理する。falseなら処理しない。
(真偽値)Firefoxが処理不可能な全てのスキームを外部に渡すか否か。trueなら外部に渡す。falseなら外部に渡さない。
(真偽値)[スキーム名]のを外部プログラムに渡すか否か。trueなら外部に渡す。falseなら外部に渡さない。
(真偽値)定義されていないURIスキームの扱いについて。trueなら警告を出す。falseなら警告を出さずに外部に渡す。
(真偽値)外部に渡すURIスキームの扱いについて。trueなら警告を出す。falseなら警告を出さずに外部に渡す。
長くなったので次に続く。
network.IDE
国際化ドメイン(Internationalized Domain Name)に関する設定。
network.enableIDE
(真偽値)国際化ドメインを利用可能にするか否か。
network.IDN.blacklist_chars
(文字列)ここに書かれている文字がIDNに含まれていたらpunycode形式で表示する。
network.IDN.whitelist.[TLD]
(真偽値)trueなら[TLD]ドメイン下のIDNはそのまま表示。falseまたは書かれていないなら、punycode形式で表示する。
network.IDN_show_punycode
(真偽値)trueなら常にpunycode形式で表示。falseなら上記の設定に従う。
network.auth
認証関係。
network.auth.use-sspi
(真偽値)SSPI(Security Support Provider Interface)を使うか否か。Windowsの機能なので他のOSでは使えない。
network.autodial-helper
オートダイアルヘルパー
network.autodial-helper.enabled
(真偽値)ダイアルアップ接続利用時サイトに到達できないとき、trueなら、RASサービスを利用してダイアラを自動的に起動、falseならダイアラを起動しない。
network.automatic-ntlm-auth
NTLM自動認証
network.automatic-ntlm-auth.allow-proxies
(真偽値)プロキシの自動認証を行うか否か。falseだと認証プロンプトが表示される。
network.automatic-ntlm-auth.trusted-uris
(文字列)ここに含まれるURIがNTLM自動認証の対象になる。区切り文字はコンマ
network.cookie
クッキー関係
network.cookie.alwaysAcceptSessionCookies
(真偽値)network.cookie.lifetimePolicyが1のとき、trueなら自動的にセッションクッキーを受け入れる。セッションクッキーとは、ブラウザを閉じるまで有効なクッキー。
network.cookie.cookieBehavior
(整数値)クッキーの取り扱いについて。0なら、全てのクッキーを受け入れる。1なら、元のWebサイトからのクッキーのみを受け入れる。2ならクッキーを受け入れない。3ならcookie P3P policyに基づいて取り扱う。
network.cookie.disableCookieForMailNews
(真偽値)メール・ニュースでのクッキーの取り扱いについて。trueなら受け入れない。falseなら受け入れる。Firefoxで使うのかは不明。
network.cookie.enableForCurrentSessionOnly
(真偽値)現在のセッションでのみクッキーを受け入れるか。trueならブラウザが終了したらクッキーを削除、falseならブラウザ終了後も期限内ならクッキーを保持する。
network.cookie.lifetime.days
(整数値)network.cookie.lifetimePolicyが3のとき、クッキーを何日間保存するかを指定する。
network.cookie.lifetimePolicy
(整数値)クッキーの期限に関するポリシー。0ならサーバの設定に従う。1なら、プロンプトを表示してユーザが指定する。2なら、ブラウザ終了後クッキーを削除する。3なら、network.cookie.lifetime.daysに書かれた日数保存する。
network.cookie.p3p
(文字列)W3CのP3Pに基づく設定。8文字のアルファベット。
アルファベットの意味は、f - Flag。d - Downgrade。a - Accept。クッキーを受け入れる。r - Reject。クッキーを拒否する。
各桁の意味は左から、
1番目 - プライバシーポリシーのないサイトのファーストパーティのクッキー。
2番目 - プライバシーポリシーのないサイトのサードパーティのクッキー。
3番目 - 許可なしで個人情報を収集するサイトのファーストパーティのクッキー。
4番目 - 許可なしで個人情報を収集するサイトのサードパーティのクッキー。
5番目 - 許可をもらったときだけ個人情報を収集するサイトのファーストパーティのクッキー。
6番目 - 許可をもらったときだけ個人情報を収集するサイトのサードパーティのクッキー。
7番目 - 個人情報を集めないサイトのファーストパーティのクッキー。
8番目 - 個人情報を集めないサイトのサードパーティのクッキー。
これだけ書いたが、Firefoxには関係の無い設定。SeaMonkeyには関係あるらしいが。
network.cookie.p3plevel
(整数値)クッキーの期限に関するポリシー。0ならafafaaa。1なら、ffffaaaa。2なら、frfradaa。3なら、network.cookie.p3pの設定に従う。Firefoxには関係なし。
network.cookie.prefsMigrated
(真偽値)以前の設定を引き継ぐか否か?
network.dir
ディレクトリ関係。
network.dir.format
(整数値)FTPやローカルのディレクトリ表示方法。Firefoxは常に2。
network.dns
DNS関係。
network.dns.disableIPv6
(真偽値)IPv6のDNS lookupを使用しないか否か。trueなら使用しない、falseなら使用する。
network.dns.ipv4OnlyDomains
(文字列)IPv6を使用している場合でも、ここに書かれているドメインを引く際にはIPv4を使用する。デフォルトでCookieで情報収集する某社のドメインが書かれていますが、別にスパイウェアがインストールされたわけではありません。(その件に関する参考)
network.enablePad
(真偽値)Proxy Auto Discoveryを利用可能にするか否か。
network.ftp
FTPに関する設定。
network.ftp.idleConnectionTimeout
(整数値)FTPでタイムアウトするまでの秒数。
network.hosts
ホストに関する設定。
network.hosts.nntp_server
(文字列)デフォルトのNNTPサーバ。
network.hosts.pop_server
(文字列)デフォルトのPOPサーバ。
network.hosts.smtp_server
(文字列)デフォルトのSMTPサーバ。
network.http
HTTPに関する設定。
network.http.accept-encoding
(文字列)受け入れる圧縮エンコード。デフォルトだとgzip,deflateなので、GZIPとdelateでエンコードされた内容は受け入れる。
デコードする必要があるので、ユーザPCがロースペックでかつ回線が太いなら、白紙にしたほうが軽くなるかもしれない。
反対に、PCはハイスペックで細い回線なら、この設定が有効なほうがいい。
この他、compressは使えるっぽい。bzip2は不明。
サーバの設定によっては、下手にこれらを消すと406 Not Acceptableを返すかもしれない。
参考
compress - アルゴリズムとしてLZWを使用。特許問題があったが、2004年6月20日に切れる。
gzip - LZ77を使用している。一般的にはcompressより圧縮率が高い。
Deflate -LZ77と動的ハフマン符号を使用。 実際はgzipと同じらしい。
bzip2 - gzipよりもさらに圧縮効率の高いアルゴリズム。当然処理速度はgzipに劣る。Firefoxで使えるかは不明。
network.http.accept.default
(文字列)受け入れるファイルタイプ。数字が大きいほど優先度が高い。*/*を消すと406 Not Acceptableを返すサーバが出てくる可能性も。
network.http.default-socket-type
(文字列)デフォルトソケットタイプ。
network.http.keep-alive
(真偽値)keep-aliveを使用するか否か。使用しないと、リクエストごとにコネクションを切るので非効率。
network.http.keep-alive.timeout
(整数値)keep-aliveをタイムアウトさせる秒数。
network.http.max-connections
(整数値)HTTPの最大コネクション数。増やせば増やすほど、多くのサイトから同時にダウンロードすることができる。
network.http.max-connections-per-server
(整数値)1サーバあたりのHTTPの最大コネクション数。コネクションを増やせば、サーバかクライアントのどちらかの帯域の限界を超えない限りダウンロード速度が上がる。
ただし、やりすぎるとサーバの帯域をひとりで食いつぶすことになるので気をつけましょう(最悪アク禁食らいます)。
一応、RFC26168.1.14には、
A single-user client SHOULD NOT maintain more than 2 connections withと書かれているので、
any server or proxy.(シングルユーザークライアントは如何なるサーバやプロキシに対しても2つを超えるコネクションを維持すべきではない)
規約を守るのであれば、2か1に設定すべきです。
ただし、1999年6月に作られたRFCなので現実に即していないともいえる。/p>
network.http.max-persistent-connections-per-proxy
(整数値)各プロキシとの持続する最大のコネクション数。多すぎは良くない。
network.http.max-persistent-connections-per-server
(整数値)各サーバとの持続する最大のコネクション数。多すぎるとサーバのポートを占領することになるのでよくない。
network.http.pipelining
(真偽値)パイプライン化の使用をするか否か。trueにすると使用する。falseなら使用しない。
パイプラインは、レスポンスを待たずにリクエストを一度に行うこと。一般的にtrueにすれば速くなり、最大コネクション数を増やすよりはサーバに対して優しいが、一部サーバは対応して無いので返って遅くなることも
network.http.pipelining.maxrequests
(整数値)パイプライン化した場合の最大同時リクエスト数。あまり数が多いとリクエストを拒否される可能性も。
network.http.proxy
プロキシに関する設定。
network.http.proxy.keep-alive
(真偽値)プロキシでkeep-aliveを使用するか否か。trueで使用する。falseなら使用しない。
network.http.proxy.pipelining
(真偽値)プロキシでパイプライン化を使用するか否か。trueで使用する。falseなら使用しない。
network.http.proxy.version
(文字列)プロキシで使用するHTTPのバージョン。1.1か1.0
network.http.redirection-limit
(整数値)最大の連続リダイレクト数。この設定の影響はHTTPレスポンスヘッダでの転送に限られる。
network.http.request.max-start-delay
(整数値)最大コネクション数を超えてるときにリクエストを待つ秒数。
network.http.sendRefererHeader
(整数値)リファラの扱い。
0 - リファラを送らないし、document.referreもセットしない
1 - リンクをクリックしたときはリファラを送り、document.referreもセットする。
2 - リンクをクリックしたり画像をロードしたときにリファラを送り、document.referreもセットする。
network.http.sendSecureXSiteReferrer
(真偽値)セキュアなサーバでのリファラの取り扱い。trueならセキュアなサイトからセキュアなサイトに移動するときに、リファラを送る。falseなら送らない。
セキュアなサイトからセキュアでないサイトへ行くときは、そもそも送ってはいけないとか。
network.http.use-cache
(真偽値)ページをキャッシュするか否か。trueならキャッシュする。falseならしない。
network.http.version
(文字列)使用するHTTPバージョン。普通1.0か1.1。0.9は使えるか不明だし、そもそもHTTP/0.9は400 Bad Requestを返すサイトが多い。
network.image
画像に関する設定。
network.image.warnAboutImages
(真偽値)画像を表示するか否か。trueなら一々尋ねてくる。falseなら聞かずに表示する。
network.negotiate-auth
ネゴシエーション認証の設定。
network.negotiate-auth.allow-proxies
(真偽値)プロキシの認証のデフォルトをSPNEGOをデフォルトにする?
network.negotiate-auth.delegation-uris
(文字列)上記認証に関するURI一覧(不明)
network.negotiate-auth.gsslib
(文字列)GSSAPIライブラリのパス。
network.negotiate-auth.trusted-uris
(文字列)SPNEGO認証に関するURI一覧(不明)。
network.negotiate-auth.using-native-gsslib
(真偽値)OSのデフォルトのGSSAPIライブラリを使用するか否か。trueなら使用する。falseならnetwork.negotiate-auth.gsslibの値。
network.ntlm
NTLM認証の設定。
network.ntlm.send-lm-response
(真偽値)NTLM認証でLMハッシュを送るか否か。trueなら送る。falseなら送らない。LMハッシュはNTLMハッシュよりセキュアではないので注意すること。
network.online
(真偽値)ユーザがオンラインか否か。
network.prefetch-next
(真偽値)先読み機能を有効とするか否か。trueなら有効。falseなら無効。
<link rel="prefetch" href="http://foo.hoge.com/">
と書いておくと、
X-moz: prefetchというリクエストヘッダをつけて、先読みしてくれるとか。
network.protocol-handler.expose-all
プロトコルハンドラに関する設定。。
network.protocol-handler.expose-all
(真偽値)Firefoxが処理可能な全てのスキームを処理するか否か。trueなら処理する。falseなら処理しない。
network.protocol-handler.[スキーム名]
(真偽値)[スキーム名]の処理をするか否か。trueなら処理する。falseなら処理しない。
参考:Firefox 2.0にあるスキーム
- mailto:メールアドレス
- news:ネットニュース
- nntp:NNTPを使用したネットニュース
- snews:セキュアなネットニュース
network.protocol-handler.external-default
(真偽値)Firefoxが処理不可能な全てのスキームを外部に渡すか否か。trueなら外部に渡す。falseなら外部に渡さない。
network.protocol-handler.external.[スキーム名]
(真偽値)[スキーム名]のを外部プログラムに渡すか否か。trueなら外部に渡す。falseなら外部に渡さない。
参考:Firefox 2.0にあるスキーム
- afp:Apple File Protocol
- data:HTMLに埋め込まれたデータ
- disk:オートマウント用?
- disks:上記のセキュアなもの?
- hcp:ヘルプとサポート センター
- javascript:JavaScript
- mailto:メールアドレス
- ms-help:MSDN のヘルプ
- news:ネットニュース
- nntp:NNTPを使用したネットニュース
- shell:Shellスクリプト?
- snews:セキュアなネットニュース
- vbscript:Visual BASIC Script
- vnd.ms.radio:Microsoftのラジオ?
network.protocol-handler.warn-external-default
(真偽値)定義されていないURIスキームの扱いについて。trueなら警告を出す。falseなら警告を出さずに外部に渡す。
network.protocol-handler.[スキーム]
(真偽値)外部に渡すURIスキームの扱いについて。trueなら警告を出す。falseなら警告を出さずに外部に渡す。
長くなったので次に続く。