すんけい ぶろぐ

雑感や書評など

ロブ・マーシャル「SAYURI」

2006-08-19 20:18:44 | 映画評
登場人物たちが、流暢に英語を話しているのが、スゲェー笑える


今さらながら「SAYURI」を見ました。

「なんつーか、ちょっとアレな映画」
という評価が一般的なようでしたが、…………僕の感想としては、思ったより面白かったです。

なにが面白いって、「なんとなく日本」という映画全体の雰囲気。

日本文化に対する敬意は感じられないですが、一方で悪意もないです。

単に「「ラスト・サムライ」も当たったし、他にも日本文化をあつかってみるか。そしたら日本人からガッポガッポもうかるぞ。そんでもって、異国情緒があれば、アメリカ人も喜ぶだろう」という安直が姿勢が垣間見えて、素敵です。


後、「分かり易い女のドロドロした世界」が、意外に楽しめました。
最後にハッピーエンドを迎える、ご都合主義も。


しかしチャン・ツィイーを採用したのは、未だに謎。

中国大陸では、上映が禁止にされちまうし。

「レイプ・オブ・ナンキン」に出演するのは、これの埋め合わせか?


goo映画 「SAYURI」
公式サイト


SAYURI

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