こんばんは。sunburst2006です。
本日は月に一度の眼科検診がありました。
HIV感染症によって免疫の司令塔である CD4値 が低くなると、目に「サイトメガロ網膜炎」という日和見感染症がでることがあります。これは、放っておくと失明の危険がある怖い病気なので、CD4が低いうちは月に一度の眼科検診が必須です。
この大切な眼科検診、少し困ったことがあります。それは検査で「眼底(がんてい)」という、瞳孔が開いていないと見えないところを見るため、毎回「散瞳(さんどう)」といって瞳孔が開く目薬をさすことです。これをすると、瞳孔が閉じないので常にまぶしくなり、さらに目の焦点が合わなくなって本などが読めなくなります。
この散瞳をして瞳孔が開いたころ、虫眼鏡みたいなのを使って医師が眼底を見ます。その際、しっかりと眼底が見えるように、医師は私の目にライトをあてます。
そもそも瞳孔とは、強い光を遮るため、明るいときには閉じるようにできています。瞳孔が閉じることによって、まぶしさが軽減されるわけです。
しかし今の私は、散瞳により瞳孔が閉じないようになっています。しかも医師は私の目の上下を指でおさえ、まぶたも閉じないようにしています。
さてここで問題です。目と瞳孔を強制的に開かせた状態で医師の当てるライトの光を受けるとどうなると思いますか?
正解は・・・、「とてもまぶしい」です。きゃー、やめてー。
最初はじたばたする感じでしたが、もう10年近く、毎月毎月、散瞳しているので、この検査のまぶしさにも大分慣れてきました。人間、なんにでも慣れるもので、検査自体はそれほど苦にもならなくなってきたのですが、そのあとの日常生活がちょっと大変です。
私の場合、散瞳の効果は、徐々に軽減されながら夜まで続きます。つまり、今日のように天気の良い日はまぶしくて目を開けられません。外来で天気のいい日に眼科に行く場合は、石原軍団みたいな真っ黒のサングラスが必須です(これをかけてもまぶしいです)。そうしないと、目をつぶって歩かなくてはなりません。目をつぶって歩いて、何かにぶつかって倒れて意識を失ったとしたら、救急隊に「はっ! 瞳孔が開いている」と言われて死んだことにされてしまうかもしれません(笑)。生きてますよー。早とちりしないでー。
今日は入院中だったのでサングラスはかけませんが、ベッドが窓際のため大変まぶしかったです。それで、ああ目を開けてられないなあと目をつぶったところ、なんとまた爆睡! 例の記事 の続きを書く予定が伸び伸びになり、大げさなタイトルをつけた近況報告となりました。
まあ「寝る子は育つ」と言いますので、今日もsunburst2006はすくすくと育っていると思っていただければ幸いです。食べて寝て、FUZEONのためにしっかりお肉をつけまーす。
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ああいった検査を毎月されているとは…頭が下がります。本が大好きなsunburstさんとしては、読めない時間が口惜しいのではないでしょうか。
最近、また人間関係でとても辛いことがありました。毎日泣きそうです(涙)しかし、このブログを読むと本当に元気になれます。
刮目して見よ!
瞠目!
……。
良いタイトルだね。
口説き文句に使えそうだ。
元気出せ! 泣きながら笑え!
1さんへ
「君がまぶしすぎて、瞳孔が開いている僕は目を開けることができないよ」って感じですか?
「瞳孔が開いている」は余計でしょうか(^^;