「ジョン・マン/山本一力」

春から続いた大きなイベントが終了。

６月の後半、イベントカレンダーは空白が目立つ。

こんな時にこもっているとうつ病になる。

でどうするか？

まずは佐鳴湖を自転車で走ります。



６月の佐鳴湖は梅雨の雨で緑も濃厚です。

紫陽花の花も綺麗に咲いている。



佐鳴湖１周約６.３ｋｍを２周。
事務所から走ると約１４ｋｍを毎日、昼休み４０分で走ります。

これが気持ちがいい。

この時期、佐鳴湖２周走るとＴシャツや短パン、パンツまで汗でびっしょり。

着替えて午後の作業に入ります。


親友から一冊の本を薦められました。

僕が好きな幕末の本です。
多分、日本人なら誰でも知っている「ジョン万次郎」の波乱万丈を書き下ろした一冊でした。

「ジョン・マン/山本一力」



僕が読んだのはその第一巻である「ジョン・マン 波濤編」でした。

これがまた面白い。
活字が大きくて会話の多くて読みやすい。

そしてぐいぐい引き込まれるストーリー。

浜松市図書館で借りてきて一気に読んでしまいました。

万次郎わずか十四歳。
高知の寺子屋にも満足に通えなかった貧しい漁師が鎖国日本から身ひとつで漂流。

初めて西洋文明(アメリカ)の中で暮らした日本人。

初めて欧米の高等教育を受けた日本人。

鎖国日本から漂流し、初めてアメリカの地で生活を送り、初めて地球を一周し、自力で帰国した誇るべき日本人の物語です。