須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

続けていこうつなげていこう

2011年03月29日 | スタッフより
今年も、小国に梅の花が咲きはじめています。

昨年の今ごろは咲きはじめていた桜の花は、まだつぼみです。

今年の1月は、私も初めて経験するほどの厳しい寒さでした。

春は、いつになったら来るのだろう……と、

待ち遠しかった春も、一歩一歩近づいています。

夕方、娘と散歩をすると、イヌフグリの花が無数に咲いていて…

「わあ、見て、きれいだよ!!」

って娘に言うと、

「ほんとだ! デコってるみたい(o^o^o)」

って……現代語(^o^;で言われました。

私は、無数に咲く青く小さな花が、失われたたくさんの尊い命に見えてしまって、じっと見つめていました。



今日は、須永博士美術館は休館日でしたが、いつものように発送したり、事務処理をしたりしていました。

朝10時、2組のお客様が…
休館日を知らずにいらっしゃいましたが、気持ちは開館中でしたので、ゆっくりと見ていただけました。

ご家族でいらしたお客様

そして、小学校の先生

今日来るべきして来られたんだろうと思える方でした。

私達は、ただの店員です。

だけど、ただの店員でなく、人としての応対を心がけていきたいと、常に思っています。

至らないことも多いけど…ごめんなさい!!

昨日の記事で、保育園卒園の想いを載せさせてもらいましたが、須永博士美術館の歴史と同じように、親としての歴史も、10数年です。

須永博士69歳、旅を始めてから48年。
すごいですよね。
ひとつの道を歩き続けるって…。

平坦じゃない、山あり谷ありの人生だったでしょう。

だけど、強い信念があり、ひたすら進んできた道。

あきらめたり、やめたりすることも勇気がいるけれど、

続けていくのは、もっと勇気が必要かも。

どちらを選ぶのか、それは自分自身だけと、

簡単にあきらめるんじゃなく、続けてみること……


きっと、良い方向に向かっていくんだ、と信じて、やめないでいくこと……


それには、自分の信念を持って、前に進んでゆくしかないって、須永博士の生き方を見て、感じます。




今年度、保育園の保護者会長という大役を引き受け、自分に自信は全くありませんでした。
仕事とは違う分野で、何をどこまでしたら良いか、分からないスタートでした。

だけと、保護者の皆さんとのつながり、役員さん同士の役割分担、話し合いを通して、いろんな行事をしてきた1年を振り返ると、


「人と人のつながり」

の大切さを、心から感じました。


先生との会話、保護者間の会話、やっぱり人それぞれの考え方があって当たり前。

その中で、自分の主張や、想いを伝える重要さ、

相手の立場になって思いやる気持ち、

様々なことを学んだ1年でした。


その学んだことを、次の会長さんに伝えたいと、今日は夕方からノートに書き綴りました。


ありがたい経験をさせてもらいました。


今日来られたお客様とも話しました。

「大変な思い、つらい思いを乗り越えたら、きっと同じような思いをした人の気持ちがわかって、声をかけてあげられるようになる気がする」

と。

乗り越えるって、簡単じゃないけど、それをするのはやっぱり自分だから


がんばれる範囲のことをすればいい

無理して自分が壊れてしまっては、だれにも優しくしてあげられなくなるから

だから、自分を大切にして、そして人に優しくしてゆけたらいいな。


続けていこう。


つなげていこう。



今、そんな気持ちです。



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