須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

台風15号

2015年08月26日 | スタッフより
おととい沖縄を、そして昨日九州・中国地方を通っていった台風15号、皆様のお住まいの場所は、大丈夫だったでしょうか・・・

ここ小国を通ったのは午前6時ごろがピークだったかなぁ。前日の夜中から、ものすごい風の音と雨の音で、子供たちも怖がるほどの音でした。窓がガタガタなって、隙間から風が入ってきて…

自然の猛威で眠れない夜も久しぶりでした。

朝方まで、何度もドキッとして目が覚め、しばらくドキドキして眠れず・・・ちょこっと寝たらまた起きて・・・やっと外が明るくなってきたと思い、2階の窓から外を見ると、正面にある旧北里小学校の木々が斜めになるほどの風、そして竹林は、「わあ!!なんか、ネコバスが走ってそう!!」と、トトロのネコバスが駆け抜けるシーンのような光景に子供たちも驚いていました。

バキバキバキ~~~!!っと、どこかの木が折れたような音がしたり、ぶわぁ~~~!っと突風が吹いたり・・・

これ以上ひどくならないで・・・と思っていた瞬間、電気が消えました。午前7時ごろだったかなぁ・・・

子供たちはみんな学校はお休みだったので、電気も消え、パソコンでの仕事もできず、さぁ、さあ、朝ご飯でも食べようと、停電前に炊きあがっていたご飯とお味噌汁とオムレツで朝食。台所は電気がないと朝でも薄暗く、窓のある明るいところへ移動して食べました。

主人は、近所で土砂崩れがあり、消防団の皆さんで集まり撤去作業へ出かけました。



5~6時間かかり、無事に土砂も倒れた木も片付けることができたそうです。こんな時こそ、地域の力!!ですね!皆さん、頼もしい!お疲れさまです

そして・・・まだまだ電気の復旧しない午前中はあっという間に過ぎ、徐々に風もおさまってきて・・・子供たちは、テレビも付かないので、みんなで歌を歌ったり、踊ったり・・・

一番下の娘は、紙コップで糸電話を作りたいと言い出し、じゃぁ、宿題を先に終わらせてしまおうと、みんなでテーブルで勉強し

もしこのまま、夜まで電気が復旧しなかったら…と思い、風がおさまったのでみんなで買い物へ行き、さあ、いつ電気がつくかな…と思いながら帰ると、近所の電気が付いてる!!!

「ついたのかな!!」

家に入ると・・・つきました!!午後3時ごろでした

良かったぁ~~~と思うのと同時に、「もう少しだけ、電気のない生活をしても良かったなぁ」なんて思っちゃったり…。(ついたから、こんなこと言えるんですけどね)

「糸電話作りたい」という娘の要望がまだ残っていたので、作ると、つければいい電気もつけずに、3人で糸電話を楽しんでました。

音も電気もない時間を数時間過ごしただけで、なんだかいつも使わない脳を使ったような…

台風の中で、いつもと違う日常を味わった今回の台風15号でした。


近隣は、あちこちで木が倒れていたり、枝が折れていたり、杉の枯れ枝が道路一面に落ちていたり・・・

須永博士美術館も、大きな松の木の枝や葉がいっぱい落ちていて、雨が上がってから主人と子供たちと一緒に片付けました。







草かきの指導中↓



今日はあちこちで皆さん台風一過の後片付けもしていたでしょうね。

須永博士美術館は、明日からは通常通りに戻れそうです



コメント
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