須永博士美術館スタッフブログ

熊本県阿蘇郡小国町にある、須永博士美術館。スタッフ佐藤から様々な情報をお伝えします。

親から子への思い・・・

2010年01月12日 | 作品紹介
またまた寒くなってきました~~

東京でも雪がちらついたとか・・・。

小国は、今日は一日曇り空で、夕方になるにつれ気温も下がってきて、やっぱり雪が降ってきました。

明日は積もるのかなぁ。

昨日は、全国各地で成人式が行われたようですね!
地方によっては、里帰りする人の多いお正月にするところも多いんですよね。

小国も、1月3日に行われたようですね。
WALKで紹介されていました。

昨日は、息子へ、娘へ、の詩を

「本気をだせばなんでもやれる」
   

の中から見つけ、掲載しました。

その詩を紹介します。



「息子よ

 元気でいてくれよ

 なんでもいい

 自分の好きなことをして
 
 この世を生きていってくれよ
 
 楽しみながら

 自分をみつめながら

 鍛えながら

 この世を堂堂と

 生きていってくれよ
 
 人それぞれ

 人生はちがうのだから

 自分のやりたいことをやって

 いつまでも元気で

 生きていってくれよ

 たのむぞ

 我が息子よ」


「娘よ

 あなたを育てることに

 心そそいできました

 あなたが あかるくやさしく

 げんきに成長してくれることを

 たのしみに生きてきました

 我が娘よ

 幸せになって下さい」

ページをめくると、離れて暮らす我が子への詩もありました。

「“心配するな”とあなたに言われても

 わたしはあなたの母です

 離れて暮らしているあなたが

 いまどうして生きているか

 つらいことはないのか

 いつも案じているばかりです

 “ひとりで大丈夫だ”

 とあなたに言われても

 わたしはあなたの母です

 かたときも忘れず

 あなたが無事でいることを

 願っています」

いくつになっても、親は子供のことを心配し続けるものなのでしょうね・・・。

でも、いつもそばにいるだけでなくても、なかなか感謝の気持ちを伝えられなくても、子供も、親のことを思っているものだと思います。

特に男の子は、親に言葉に出して気持ちを伝えることも恥ずかしいなんて思うかもしれないですが、須永博士の作品で、気持ちを伝える方がいらっしゃることはとても嬉しいことです。

須永博士の母は、もう10年以上前に亡くなりましたが、今でも、
「あの時好きなことをやらせてくれてありがとう」
と、心でつぶやいているそうです。
生きているときには、あまり優しい言葉をかけてあげてなかった・・・と言っていますけどね。



コメント
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