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明日また陽が昇るなら −カウンセラーもり あずさ(もるも)のブログ−

親を責めても仕方が無い

こんばんは。
アナタに明日への希望をお届けする「情熱の女」カウンセラー もるもです。

連日「罪悪感」について記事を書いています。

本日は親に対する罪悪感についてです。

カウンセリングや心の世界で、必ずと言っていいほど重視されるのが親子関係です。

それは、幼少期の人格形成期において最も身近に接するのが親であり

幼少期の親子関係はその後の人間観・人付き合いを形作るベースとなるからです。

幼少期の親子関係において作られた「思い込み」を

大人になった後の出来事に対して、無意識のうちに当てはめてしまったり

他人との人間関係において、子どもの頃の親子関係と似たようなことを何度も繰り返してしまったりするのは

どこでも起こっている、よくある出来事です。

しかし、それらは事実ではなく「思い込み」ですので

まずその「思い込み」が一体何なのかを理解し

今の自分は文字通り「思い込んで」いるだけなのだ、と

客観的に理解することが大切です。

こんな風に自分に言い聞かせることことも一つの手法です↓

今、あなたの目の前にいる人は、あなたの親とは全く別人です。

今、あなたと目の前にいる人との間に起こっていることは

あなたが幼少期に経験した親子関係とは全く別の出来事です。

そして、もう一つ考えたいことがありまして

今のあなたの年齢は、あなた自身が初めて親から傷つけられた時の親の年齢と

ほとんど変わらないのでは無いですか?

今、親の年齢になってみて(近くなってみて)、いかがでしょうか?

あなたは、絶対に親があなたにしたような仕打ちをしないと言い切れるでしょうか?

疲れてたり、思う通りにならなくて辛い時には

思わず親があなたにしたことと、同じようなことをしたくなりませんか?

そして、子どもの頃あんなにすごい人たちに見えていた親の姿が

あなたと同じような、メンタルが弱くて周りの目を気にしている

単なる「普通の大人」にすぎなかったことに気づきませんか?

そう考えていくと、聡明なあなたはもうお分かりかと思いますが

親を責めても仕方が無いですよね。

あの時の親も、今のあなたも

不完全なただの一人の大人です。

もし、それでも親を許せないのであれば

それはあなたがあなた自身を許していない証拠です。

まずはご自分を受け入れることからスタートしましょう。

親を許せない、そんな自分を許せない

そんな罪悪感のループを断ち切る唯一の材料は

あなたの自己肯定感です。

罪悪感を癒すためにも、自己肯定感を培ってまいりましょう。

ご参考になりましたら幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。
素敵な週末を。

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