いだてん、ついに昨日が最終回でしたね。
時間がいつもより長い55分、そして、めまぐるしいてんこ盛りの内容。
カンニング竹山と吹越満がなぜかチョイ役で登場し
東京オリンピックだけに止まらず
ストックホルムオリンピック委員会がマラソンで途中棄権した金栗四三を招待して
ゴールテープを切らせた実話までフォローする。
熊本県にある「金栗四三ミュージアム」まで行って、このエピソードと写真を
見ていた自分にとって
この場面を取り上げてもらえたことがとても嬉しかったです。
また、いろんな方が話題にされていますが
「志ん生の富久は絶品」のエピソードが、まさか最終回で息子の五りんと志ん生師匠の
再会のキーワードとして使われるとは・・・。
クドカンさん、かなり凝った演出されますねえ。
だって、小松君が満州で亡くなったエピソードって、
放送されたのはだいぶ前でしたよね?
あの時から伏線張っていたんですよね?
志ん生の落語一味と、金栗四三の陸上にまつわる架空の人々とを
足袋の播磨屋を通じて邂逅させて、最後に一つにまとめる
そして最後の最後を締めくくったのは志ん生演じるビートたけし
・・・いやー、本当によく作り込まれてますよね!
これだけでも素晴らしいのに
嘉納治五郎、マーちゃんとそれに纏わるオリンピック招致団の面々も
長年の苦労が報われて、開会式の場で一つになりました。
可児さんがご存命だったのには、ちょっと笑ってしまいました。
でも、あの場に浅野忠信演じる川島はやっぱりいませんでしたね。
いい引き際だったと思います。
あと、徳松監督を演じる徳井さん、
あんだけ出まくるんだったら・・・
初回登場時のお断りテロップやシーンのカットは必要無かったのではないか?と思います。
もはや事件のことは忘れてしまいましたし・・・。
あと、役柄がとてもハマっていました。
厳しそうに見えて、ヘタレなところとか笑
そう行った細部の配役、演出までよく作り込まれているドラマでした。
大河ドラマにハマったのは、2004年の「新撰組!」以来でしたが
あの時の三谷幸喜さんの配役や脚本も素晴らしかったですが
三谷ワールドとはまたひと味違う
完全なクドカンワールドでした。
そういえば、三谷幸喜さんも市川崑役で出演していましたね。
いやーー、この1年、とても面白かったです。
また日が経ったら新しい感想を思いつくかも知れませんので
その際はまた記事を書きたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
明日も素敵な1日を。