害獣であるネズミを駆逐するために、ヤマネコが家畜化されたものだという。
女性的な柔らかく美しい姿を愛され、現代ではブームともなっている。
犬のように完全には人間になじまず、気まぐれに傲慢にふるまっているように見えることが、人間の愛をかきたてる。そのような猫を愛することを、人間は自分のエゴを許すことの言い訳に使う。
その霊魂の段階は、犬と人間の中間くらいにあり、すぐれた感性を示す。
人間を愛しているが、反面冷たく見ている。
人間のそばにいて、孤独を愛することを示し、自己存在の独自性を強調することを目的として生きている。