月の裏側

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オオアリクイ

2017-07-01 06:35:51 | 動物図鑑


動物というものは、大方が人間より段階の若い霊魂だが、何も悪いことをしていないわけではない。まだ小さいので、普通はそれが害にならないうちに、神が何とかしてくださるというものだ。

だがたまに、その悪いことが痛いことになることがある。それでその動物の霊魂に、痛い罪が生じることがある。そういう霊魂が、こういうものになるというものが、オオアリクイである。

妙にバランスの悪い姿だ。頭の方がしっぽより細く、前に進んでいても後ろに進んでいるかのように見える。ほとんど蟻しか食べない。その姿と食性は、見るものに痛い何かを感じさせる。こいつは何かをしたな、という感じがあるのだ。

いやなことをしようとして、したわけではない。知らないうちにやったことが、馬鹿なことになったというだけのものだが、責任を取らせないわけにはいかないということになったものが、オオアリクイなのである。

蟻を食べるということに、深い意味がある。蟻というものは、大きなものに迷惑をかける。それを食べていくことで、何らかの罪を支払っているのだ。

このように、霊魂というものは、悪いことというのが、泥のように当たり前にある世界の中から生じてきたのである。悪いことをするのが、霊魂としてまだ抜き差しならぬ現実であるという段階にあるのが、動物の霊魂なのだ。






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