私が知った日本の真実

現在の日本の状況について個人的にメモがわりにまとめたものです。
色んなサイトから勝手に引用しています。

国を想わない日本人

2011-04-28 23:06:30 | 領土問題
反日勢力を斬る(2) http://blogs.yahoo.co.jp/nipponko2007/36420278.html

屈辱の「9.24」を忘れるな

日本の代表的な保守言論誌「正論」と「WILL」はいつも国思う思いが一杯である。
「正論」12月号の総力特集「屈辱の『9.24』を忘れるな」では、日本に帰化した石平氏が「我が慟哭の国辱記念日」と題して憤懣遣る方無い思いを吐露している。

「私は昭和63年に来日してから、今やわが祖国となったこの日本の地において、生涯忘れ難い二つの「悔しい涙の日」を体験した」

と始まる本文は副題に・・・

「三年前に国籍を取得し、忠誠を誓った日本は、これほど弱かったのか・・・。国民よ、この日を忘れるな!」
と日本国民を叱咤している。
石平氏の「悔しい涙の日」のひとつは天安門事件で友人や若者たちを失った日である。この日を限りに石平氏は祖国中国と決別した。
そして今度の中国漁船船長の釈放である。悔し涙に溢れて夜も眠られなかったという。
日本の国民でそこまで悔しがった人間が果たして何人居たことだろう。
中国がみずから招いたジレンマを日本は「高みの見物」と決め込んで居ればよかったものを、「現政権はこの程度の度胸も意気地も持ち合わせていなかった

この原稿を書いていた時点は10月15日だが、9月27日に行われた中露首脳会議の共同声明は歴史問題を蒸し返し、中国がロシアと組んで「領土問題で」での「対日共闘」をアピールしようとしたものだと指摘している。

そして、それはロシアの大統領の国後島訪問で明確な形で現れたのである。
ところが、それに対し「過剰に反応するな」と釘を刺す中露の回し者としか思えない事をいうコメンテーターも現れた。

テレ朝「ワイド!スクランブル」(2010/11/02)
北方領土"初上陸"の波紋
アメリカ政府は"日本支持"

寺崎貴司(司会)
「中国に続いて、ロシアもまるでタグを組んでるみたいに、須田さん、何か包囲網を作っているような感じが日本側からすると思えるんですが」

須田慎一郎(ジャーナリスト)
「包囲網を作っていると受け止めない方が私はいいんだろうと思いますよねえ。
ただ、この問題というのは、北方領土の問題というのは、逆に言えばね、騒ぎ出せば騒ぎ立てるほど解決する、返還が遠のいてしまうという、まあそういうジレンマを持ってるわけですよ。ロシアサイドに取材した所によりますとね、この問題を政治的に解決することは難しいだろうと。もっと中長期的に見てですね、民間の交流なんかをして行くなかで解決が見えてくるんではないのか。大事なのはそのあたりの真意というか、ロシア側のほんとうの気持ちというですか、それをなぜ日本側に察知出来る人が居ないのか、体制が整っていないのか、その事が問題ではないのかなと。あまり過剰反応すべきではないというのが現時点の状況じゃないかにと思いますね」

騒げば騒ぐほど解決しないという。ならば静観していれば解決するのか。
「ロシアサイドに取材」してロシアの代弁者になりさがっているだけではないか。
「ロシアの気持ちを察知せよ」というが、一体その気持ちとは何なのか。戦後のドサクサに紛れて、日露不可侵条約を破って侵略して来たロシアが日本の領土を返さないという気持ちなのか。

メドベージェフ大統領は国後島に続いて他の北方領土にも足を踏み入れると言明している。
菅首相を始めとする菅政権は「遺憾」を繰り返すだけである。
ロシアに詳しい佐藤優氏は菅首相の名前で駐露大使を召還すべきだと言っていたが、前原外相が河野駐露大使を帰国させ、事情を聞くという。
菅首相は「これは報復手段ではない」と弁解した。
何というバ菅であることか。
事実上の召還であるから、黙っていればいいものを。

石平氏と須田氏と一体どちらが本物の日本人なのか。
台湾人で帰化した金美齢さんも生粋の日本人以上に日本のことを心配している。
金さんが日本に帰化を決意したのは、民進党の陳水扁氏が中国べったりの国民党の馬英九氏に敗れたからであり、共に祖国の中国化と中国の独裁政権に絶望したという点で共通している。
日本人も石平氏や金美齢さんに負けない国を想う心を取り戻して欲しいものである。