相撲古美術

相撲に関する資料の紹介や相撲史の研究の成果を発表していきたいと思います。

◯◯相撲(その19)

2018年05月15日 | 日記

【幽霊相撲】その2

『越後の野づらに相撲甚句は流れる』(平成14年・広井忠男)にも

「幽霊相撲」が登場する。越後相撲の力士達が故人となった時、追

善供養のために行う。故人の友人が二人サラシを巻いて、ひたいに

三角紙をつける。両者が土俵で数回、手四つで力を抜いて押し合い、

このさまが幽霊相撲となるのである。その後、土俵溜まりの力士達

が両者を引き分けて、土俵を下ろすという儀式である。

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