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国立天文台水沢VLBI観測所~岩手県奥州市水沢区星ガ丘町

2017-09-11 05:47:03 | その他

2017年8月21日 【ぐるり東北2017】 岩手県

国立天文台水沢VLBI観測所

岩手県奥州市水沢区星ガ丘町

国立天文台水沢に本部を置く国立天文台のプロジェクトの一つです。職員は、水沢地区をはじめとして、三鷹キャンパス、石垣島天文台などで働いています。VERA、光結合VLBI推進室、天文保時室、石垣島天文台、江刺地球潮汐観測施設などのプロジェクトやサブプロジェクト等が含まれています。

前身である緯度観測所の木村榮初代所長と緯度観測の研究内容を紹介する木村榮記念館があります。

  

 ▼木村榮記念館(旧緯度観測所本館分館)

 ▼奥州宇宙遊学館(旧緯度観測所本館)
  

 

▲右3mアンテナ 左20mアンテナ 中央奥10mアンテナ 白い建物は眼視天頂儀室

▼眼視天頂儀室

1899年から1927年まで緯度観測が行われた建物です。初期の観測結果からZ項が発見されました。

 

 ▲3mアンテナ(手前)

1987年に国立天文台水沢地区ではじめての電波天文観測基礎実験がこのアンテナで行われました。

右3mアンテナ 左20mアンテナ 中央奥10mアンテナ

 ▲北緯39度8分の緯度線

▲20mアンテナと10mアンテナ

▼20mアンテナ

VERAの観測網は、水沢、入来、小笠原、石垣島の各4局からなります。この4つの観測局の20m電波望遠鏡を組み合わせて観測すると、直径2,300kmの望遠鏡と同じ性能を発揮することができます。

▲20mアンテナと10mアンテナ

▲10mアンテナ

国立天文台水沢地区に設置された最初の本格的な電波望遠鏡として、1992年に完成しました。野辺山45mなどと共に国内VLBI網の共同利用に供され、水メーザーのVLBI観測などに力を発揮しました。

関連記事:木村榮記念館(旧緯度観測所旧本館分館) 奥州宇宙遊学館(旧緯度観測所本館)

2017-09-11 05:47:03

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