鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

地域行事の危機

2018年05月21日 | 議会活動

平成30年5月21日(月)

 

 このところ快晴が続き、最高気温が真夏日を超えることがあります。私は外部での活動が多いせいか顔や露出した肌の部分は日に焼けて、人に会うたびに指摘され困惑していますが、現場に出かけることが多いのでと説明すると納得していただけます。

 

 さて、今年も夏まつりが各地で予定され、早いところでは6月上旬から始まり、8月下旬までの間がピークとなります。

 私の町内には、天王祭という子どもが中心となって御輿を練り歩くまつりが、7月の第2土曜日に開催されます。班ごとに大当番が組まれ、17年に1度回ってくることになっています。大当番は開催2ヶ月前から準備を始め、前任者から引き継がれた運営マニュアルに沿ってその内容確認から始まり、役割分担を決め、神社の倉庫にしまわれている祭典用具の確認、関係する団体との打ち合わせ、参加者人数確認と買い物計画など、祭典当日まで準備作業が続きます。

 大当番は、当日は約6時間にわたる炎天下での御輿担ぎに同行し、先導者として、また公道を巡ることから安全確認、休憩場所での水分補給や氷菓、食事などの配布など、その作業量は膨大なものになります。体力的にもきつい作業でこれに耐えなければなりません。

 

 そんな風に書くと、地域行事の大変さのみが強調され、協力者も少なくなっていくように感じるかもしれません。しかし、半世紀以上、もっと前から続くこの行事は、地域の伝統文化の一つであり、地域連帯の証として続いています。

 

 私も前回、17年前にはそんな大変だったという記憶はありませんが、あの時の役員がそのまま17歳年を重ねています。気持ちは昔のままでも、体力低下は免れません。さらに、それを補う若い人が参加することは少なく、負担軽減にはなりません。このままでは地域行事を縮小するか、実施内容の見直しも避けて通れません。

 

 役員が回ってきて気づく現実の厳しさです。

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