鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

保育現場の声に耳を傾けて

2021年07月17日 | 議会活動
令和3年7月17日(土)

 県内の保育に関わる施設代表者の集会に出席をさせていただきました。令和4年度の県要望に向けた準備と、新型コロナウイルス感染症の影響について、昨年から現在に至るまでの課題などについてお聞きすることができました。

 代表の方の挨拶では、私が会派の政務調査会長として取り組んだ、感染症に関わる保育従事者への慰労金の創設について評価され、彼らは当初は保育現場の理解が得られないかと心配していましたが、ようやく一人5万円の慰労金が出ることになり、保育が社会を支えるエッセンシャルワーカーの一つとして理解が進んだことに触れました。保育は未来の日本を支える子ども達を預かり、その責任は大変大きなものでありますが、感染症の脅威は常につきまとい、しかし、感染が心配だといって休園することもできず、現場は相当疲弊していたとも聞きました。それに対する理解と感謝を表すことは社会としても必要なことで、当初はそれがかなわなかったことを残念に思っていたということでした。
 結果としては、現場の声に応え、粘り強く関係当局との交渉を続け、その目的が達成できたことに、行政に対しても感謝しつつ率直に喜びたいと思います。

 私は挨拶の代わりに、昨年度、この団体から受けた要望事項の取り組み状況について県当局から聴取した内容を報告させていただきました。保育に関わる分野は、国や市町との関連が多く、県単独で進められるものは多くありません。県に要望を伝えるだけでなく、関連省庁や市町との調整などについて、政治のラインで関わっていかねば前に進まないこともあります。国会議員や市町議員などとも連携し要望に応えられるよう働きかけていくつもりです。

 保育士などへの新型コロナウイルスのワクチン接種は現在の大きな課題です。優先接種が各地で始まっており、その中で対応しているところもあり、今後の対応方法について意見交換をさせていただきました。優先接種は市町で対応しており、市議会等からの発言も効果があると聞いています。連携している市議会議員達にも声をかけて、保育関係者の優先接種に向け協力を求めていきたいと思います。
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