鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

富士市幹部と地元選出県議の行政懇談会開催

2022年07月29日 | 議会活動
令和4年7月29日(金)

 毎年恒例の、富士市から静岡県の令和5年度予算に関する要望について行政懇談会と称し、富士市長をはじめとする市幹部と富士市選出県議会議員3人(1人は欠席)が出席して開催されました。




 新型コロナウイルス感染症の影響があったこの2年間も、例年とは異なる大会議室を会場に、消毒や換気をしっかり行うなどの感染対策を講じて実施してきました。

 この要望書は8月9日に、市長と今回同席した県議が同行し、県知事に直接、要望書を手渡すとともに、特に優先度の高い要望内容について説明することになっています。

 今年度は重点要望が10項目、一般要望が8項目となっています。
 重点項目には、①国内CNF拠点としての事業展開について。②田子の浦港の整備について。③一級河川沼川水系の治水対策について。④一級河川江尾江川の河川改修事業について。⑤一級河川田子江川の河川改修事業について。⑥県道本市場大淵線の整備促進について。⑦西富士道路への新(追加)ICの設置について。⑧富士川かりがね橋の早期完成について。⑨国道469号(富士南麓道路)の整備促進について。⑩富士駅北口市街地再開発事業等の推進についてです。
 一般要望では、①静岡県富士水泳場の整備について。②富士山女子駅伝開催に伴う道路整備について。③県道等の整備について(6路線)。④一級河川富士早川入道樋門の維持管理について。⑤昭和放水路の維持管理について。⑥富士海岸における保安林等の松くい虫被害木対策について。⑦水口・間門地区の急傾斜地崩壊対策事業について。⑧岳南電車への公的支援についてとなっています。

 それぞれの説明を受けた後、各県議から質問や意見等を伝え、要望書のさらなる充実を図った上で知事に提出することになりました。

 要望内容には、毎年継続のものと新規のものがあります。継続の中にはそれが採択されるよう要望側として踏み込んだ行動が必要なものもあり、例えば市民を巻き込み切実な気持ちが伝わるよう、ワークショップなどを開いて市民の率直な思いが盛り込まれるよう工夫が必要と感じるものもありました。

 新型コロナウイルス感染症の影響による支援については今回はありません。また、教育や福祉、経済対策等も含まれていません。ハードのみが要望内容となっており、本来は市政に関わる課題がハード・ソフトにかかわらず盛り込まれるべきですが、バランスがとれていないようにも感じました。

 言われたことだけをやれば良いのでなく、市と県の連携を果たすためには、可能な限りの情報を共有することが大切と考えており、そのことは市側にも伝えてあります。

 今回、要望書に盛り込まれていないことについては、随時、市と地元選出県議で意見交換などを通じて共有していくことが必要です。
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