鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

6月定例会閉会

2018年07月10日 | 議会活動

平成30年7月10日(火)

 

 県議会6月定例会が閉会しました。定例会が始まる少し前には大阪北部の地震が発生し、小学生がブロック塀の倒壊により犠牲となった痛ましい事故があり、閉会直前には平成30年七夕豪雨と名付けられた、九州から中国、四国地方での豪雨災害が発生し平成最悪の状況に、私達も人事と思えず関連する常任委員会などでの質疑が相次いたことが委員長報告で触れていました。

 

 私は今年度、文化観光委員会の委員長に就任し、採決に入る前の各委員長報告では、ハイライトとなる「富士山静岡空港の公共施設等運営権制度導入について」や、「駿河湾カーフェリーの事業撤退への対応」、「東京2020オリンピック・パラリンピック自転車競技の静岡県開催に向けた都市ボランティアの募集状況等」、「公益財団法人SPACの公益性について」などについて概要を報告しました。

 

 議案の採決では、6月補正予算、企業誘致などの優遇税制関連条例、マイナンバーカードの適用拡大関連条例、病院等の人員および施設の基準等の変更の関連条例、富士山静岡空港の民営化については、共産党議員の反対があったため起立採決となり、賛成多数で全議案が採択となりました。

 

 議員提出議案として、今期3年間かけて議論してきた「静岡県議会議員の定数並びに選挙区及び各選挙区において選挙すべき議員の数に関する条例の一部を改正する条例」(簡単に言うと議員定数の削減)は、今日の本会議により、正式に富士市並びに焼津市の各選挙区から定数を1人ずつ減、藤枝市選挙区を1人増が決まりました。来年春の県議会議員選挙から適用されます。

 

 国に提出する意見書は、「医師の地域間・診療科間の偏在解消を求める意見書」、「消防用設備等の保守点検業に係る業法の制定を求める意見書」、「外国人技能実習制度の適正な運用に関する意見書」、「地方消費者行政の充実・強化に関する意見書」、「旧優生保護法により強制不妊手術を受けた被害者の救済を求める意見書」、「ヒアリ等外来生物対策の推進を求める意見書」の6本が承認され、関係省庁に提出されます。

 

 閉会となった後は、早速議会報告のための準備に取りかかり、県民の皆様にお伝えする機会を設けていきます。

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