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プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

マンゴーの収穫期、価格暴落

2014-04-23 11:25:10 | 農業・食品

ちょうど10年前の4月末、ベトナムで連休にラムドン省の田舎にバイクで出掛けたことがありました。カシューナッツや胡椒の実が農家の庭先や道路に干され、マンゴーの実がたわわに生っていたのを覚えています。これらの作物が実際に生っているところを見たのはその時が初めてでした。

日本でも郊外では秋になると民家の庭に柿が生っている風景を子供の頃に見た記憶があります。ちょうどベトナムやカンボジアでマンゴーが植えられているように。柿も品種によって実が熟す時期が異なり、秋から冬に掛けて数か月間食べることができました。庭の柿や静岡の田舎から送って来た柿、時には近所の他人の庭になっている柿を失敬して食べたりもしてましたが。それだけに未だに「柿を買って食べる」というのには何処か抵抗感が残ってしまいました。

たぶん、農村人口の多いベトナムやカンボジアでは庭のマンゴーを採って食べる人々の数は膨大なものかも知れません。商業用に栽培されるマンゴーは化学肥料や殺虫剤を使うため庭のマンゴーの方が安全、という認識も今は増えているようです。

サエンモノロムの町でもマンゴーの価格は比較的安く、日頃は「1キロ幾らですか」?と値段を聞くこともなく1・2個を野菜と一緒に買っています。たぶん多くはベトナム産のマンゴーではないかと思っています。隣の家のマンゴーもだいぶ大きくなって来たのでこれからはモンドルキリ産のマンゴーも並ぶようになるかも知れません。隣の家でも「有機栽培」ですが、どちらかというと単に手間や経費を掛けないというだけのことで、経済効果を考えて大規模に栽培しているわけではありません。

今年はベトナムの商業的に栽培されているマンゴー価格が暴落しているとの記事が増えています。中部カィンホア省では1kg8,000ドンから1万ドンだった出荷価格が、ここ半月で5,000ドン(26円)から6,000ドン(29円)に下落したとのこと。仲買人はこの価格でも運送費が高騰しているため赤字になるので買いたがらないのだとか。

日本では幾らぐらいでマンゴーを買えるのかと思って検索してみると、沖縄産や宮崎産のアップルマンゴーだと1kg1,000円で買えるものは見当たらず、安くても1,980円。一個660円もするマンゴーを日本人は食べているのでしょうか?

ベトナムやカンボジアで柿を買って食べたことが何度かありましたが、渋みの残るものが多くてとても「売り物」とは思えないものでした。干し柿以外には食べない方が無難かも。しかし、マンゴーは安くても美味しい。アボカドは1kg買ってサラダやジュースにしていますが、ジュースにすると糖分が少ないので味気なく、甘味を付けて飲み易くするために半分マンゴーを混ぜています。パンに挟んでフルーツサンドイッチにしても美味しいし、使い道には困りません。

メコンデルタのマンゴー価格は更に悲惨な状態で1kg3,000ドン(14.5円)とかつてない暴落だそうです。日本では高級品種の高いマンゴーが増え、ベトナムの安いマンゴーは益々安くなって買い手が付かない。このマンゴーを巡る矛盾した状況は何故なのでしょうか?


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