昭和な感じ!

昭和のあれこれを懐かしんで楽しむ、1960年代産まれのブログです。

二つ買ったよ、ママレンジ

2014年05月21日 | 昭和な話
私には4歳違いの妹がいます。
姉妹という事もあり、玩具は共有する場合が多かったのですが、一人で一つ同じものを買ってもらったものの中にママレンジがあります。
ガス台の形で専用のフライパンがついていて、本当にホットケーキが焼けるというスグレもの。
この「本当に!」というのが、子供にとってはポイント高いわけです。
実際に焼くわけですが、フライパンはそれほど熱くなかったような記憶が・・・(どんなもんか、触ってみました)
でも、使う時は母親が側にいましたね。母親の方が「おお、これは面白い!」と夢中になってました。
電池だか電気で熱くなるので、今でいうIH家電の走りかも
親がそうなのですから、娘達がどちらが先に使うか?で争いになるのも分かるというものでしょう。
あまりに喧嘩になるので、仲裁に入るのがメンドウになった親がもう一つ買ってくれました。
最初のがピンク地に白のライン。二代目が白地に赤のライン。
どちらも可愛い

でも・・・
確かに二つあると争いは無くなったのですが、なんか有難味が薄れたというか?もう、ホント、我儘な話なんですけど
そのうちに飽きてしまった記憶があります。
その後、ポップコーンを作れるものとか、クッキーが焼けるもの(ママクッキー)とか、アイスクリームが出来るものなど買いましたが、それらは二人で一つで仲良く使ってました。
なので、やっぱりママレンジは特別だったのかもしれません。

Wikipediaによると・・・

ママレンジは、アサヒ玩具が1969年9月1日に発売した玩具である。「ママキッチン」ではない。

当時まだ普及途上であったシステムキッチンのガスコンロを玩具で再現したもの。家庭用電源を使用し、付属のフライパンの上で直径10cmのホットケーキを焼ける。価格が2,500円と当時の玩具としては高額であったが、1年間で17万個を売る。以降、同社は「クッキングトイ・シリーズ」を展開した。

パッケージサイズは27×22×18cm、重量は1.5kg。


皿洗い機やケーキオーブンも発売されていたようですが、これらは知りませんでした。
そういえば、CMの歌も覚えてますよ。

ママレンジ、ママレンジ、エプロンつけてクッキング
ママレンジ、ママレンジ、アサヒ玩具のママレンジ♪

とかいうの。
昨日の事すら忘れる最近なのに、40年以上昔の歌を覚えているなんて不思議。



姉妹喧嘩も今では懐かしいのですが、その妹は男の子二人の母親です。
まだその子達が小さい頃「太鼓の達人」のTVゲームを買った所、やはりどちらが先に使うか?で喧嘩ばかりしていたので、怒った妹は「そんなに喧嘩するならもうやらせない!」とコードをハサミで切ってしまったという
その後我に返って私の夫に「お兄さん、これ直して・・・」と泣きついてきました。夫はそういう修理が好きなので「え~、なんでこんな事するかな」とブツブツ言いながらも直してあげました。
これに懲りたのか、甥達は仲良く順番待ちをするようになったとか。
おもちゃがらみの兄弟姉妹喧嘩。
当時はもう本当に相手が憎らしくて喧嘩してたに違いないのですが、大人になってみると面白いもんです。


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