渋谷表参道 嵐酔水墨画書道教室~一期一会の墨交流~ Ransui's Sumi Art class

書と中国水墨画を学ぶ 心の模様を墨に託してみませんか。初級から上級まで 一緒に筆を持って楽しみませんか?!

中国 蘇州の朝

2010年02月26日 | Ransui's gallerly
水墨画は霧の絵画。
霧がうまく描ければ水墨画の風景は一番印象深くなるようです。 中国は蘇州に我が水墨画の画風の本部があります。やはり中国人が中国の風土やまた地理的環境の中で描く水墨画というのは非常に高尚で墨の深みも感じられ、中国本場の水墨画の美に出会えます。
以前 中国の蘇州にも伺いましたが誠に美しく特に中国蘇州の朝は霧がかかって白壁の古びた中国家屋がまたその風景に溶け込み私ら旅人を現実の水墨画世界へと連れて行きます。
蘇州は一般に「東洋のヴェニス」と呼ばれるぐらいに小運河が小走りに家屋街を走る。そして古い家屋は今もなお中国人の人々が生活し、その運河に突き出した小さな階段の踊り場で腰を低めて洗濯したり、食器を洗ったりと生活と密接になった蘇州運河に息づく生活がありました。

私は今でも中国 蘇州の記憶が鮮明で今は高度に発展しつづける中国の近代化の中でこうした古きよき中国の美が消えていくのではと懸念するばかりです。

文明のながれでそれも仕方ないといやそれまでかもわかりませんが、中国には中華五千年にふさわしい光と影があり、文化もすばらしい。だからこそ私は好きだ。近代化が進もうとも中国の古きよきものを守り抜いて誇りある文化財産を引き継いでいってほしいなあ。

いつの日か また蘇州や南京 周圧など訪れる機会があれば私は変わらぬ中国の美しい風景を観れてスケッチできるように祈りを込めて道具をもっていきたいなあと思っています。

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