ココロ磨きの寺あそび

むかしむかし、寺はみんなの心の拠所であり生活の工夫を重ねる場であったようです。

「準備」に忙しい大晦日!

2010年01月05日 22時07分14秒 | こぼれ話
大晦日には「除夜の鐘」「年越し蕎麦」などの接待のために、午後9時頃から準備がはじまります。もっとも「おおたわら七福神めぐり」の「のぼり」や「照明」「飾り付け」などは、昼間の明るいうちに済ませておきます。

「お焚き上げ」のための「炉」に用意しておいた「薪」を組み、火を起こします。



「火」が起これば暖をとることができますが、それまでは厳寒の中のでの作業。「般若湯」で身体の中から温めて作業を進めます。



ようやく火が起こりました。日中は強かった風も夜半にはすっかり収まり、安心してお焚き上げができました。



「炉」に火が起こったちょうどそのころ、庫裏の厨房では「蕎麦打ち」に孤軍奮闘が続いていました。精神を集中して打つことができたためか、今年の「蕎麦」は、一本筋の通った独特の味わいがあり、とても旨かったです。


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