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純丘曜彰 Teruaki Georges SUMIOKA のメモ

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AI資本主義にはかなわない

2025-04-02 04:00:01 | 日記

 もう手作業でMIDI入力なんて、どうやってもかなわんわ。youtubeとか、AI生成だらけ。SunoやUidoは、スタイルの呪文をぶちこめば、果てしなくそれっぽい楽曲を大量に吐き出してくる。1940年代ジャズとか、1980年代シティポップとか、元ネタサンプルが大量にある分野ほど、かんたんに十曲以上のアルバムができてしまう。それで、日本語の歌付きでも、ばんばんアップロードしてきている連中がいて、これがけっこうよくできているから、作業中のかけっぱなしのBGMとしては、そりゃ自分もそういうのを聴いてしまうこともしばしば。

 イラストのAIはまだまだ。サンプリングの時点で画像内の時代や地域の考証みたいな知的なタグ付けができていないから、使いものにならない。が、音楽の方は、元ネタのジャンル分けがしやすいからだろう。平面全体を使うものと較べれば、有限の楽器で有限の時間、分割密度もせいぜい16分音符にアタックやサステインする程度だったら、単純に順列組み合わせ。

 まさにAI資本主義。カネさえかければ、それでyoutubeの視聴時間を占拠して、リターンもそれ以上にあるのだろう。とはいえ、じゃあ、自分がやりたいか、というと、エクセルだの、パソコンの修理だの、それを仕事と割り切れば、やりゃあやれるだろうし、カネにもなるとはいえ、そんなことに人生を費やしてるほどヒマじゃない。おもしろくない。

 逆に、いまや元ネタの本物たちを発掘するのが、楽しい。AIミュージックは、まるで日産の車のデザインみたいに、大人数の会議を重ねた結果のような凡庸な平均値しかない。なんでもあるが、どれもほしいと思う決定打が無い。つまり、どれも尖っていない。それに較べて、生の元ネタは、当時の試行錯誤の模索途中で、みんなおかしいし、奇抜なものが大量に混ざっている。そんなのを、ぜんぜん違うところのやつがアーカイヴして残していたりする。

https://youtu.be/rjwqxhg5-BY?si=7KwXCXmse0k05Kiy

 まあ、お笑いでも、アートでも、マンガや思想書でもそうだが、いちばん売れるのは、視聴者、読者の同類。テレビなんて、そんなのの吹きだまり。利益最大化を図って売れ筋ばかりを追いかけると、マーケットのもっともボリュームのでかい凡庸中間層をターゲットにすることになるにきまっている。が、さほど老い先も長くない自分が、なんでいまさらそんな連中につきあって、へらへら媚びて笑わんとならんのだ?


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