AID猟奇犯罪捜査班・藤堂比奈子 | ||
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読了日 | 2019/11/10 | |
著 者 | 内藤了 | |
出版社 | KADOKAWA | |
形 態 | 文庫 | |
ページ数 | 383 | |
発行日 | 2015/08/25 | |
ISBN | 978-4-04-102943-5 |
のシリーズは毎回巻末に、”To be Continued”と記されている。前に書いたように作者の内藤了氏は第1作を書いた時、いや書く時には既に第10巻の結末を想定していたのではないか?だから巻末に「続く」という記述をしているのだろう。
まあ、僕はそんな思いを持っていたが、現在10巻まで読み終えているから、最終巻にある著者の言葉によって、その考えは間違っていたことを分かっているのだが、しかし、僕はそのストーリーの展開と流れが、実に良くできていることから、まだ自身の想いに肯定的な感覚を維持している始末だ。
いよいよ第3巻だ。
ここに出てくる東大医学部の石上教授は、物言いが少々乱暴なこともあるが、なるほどと納得させられることも多い。こうしたキャラクターの創造さえ、内容とともにストーリー全体を引き締める役割を果たしている。
好きな作品を読んでいるとき、僕は胸のワクワク感を抑えきれない。
相変わらず、新型コロナウィルスの勢いは止まらない。毎日どこかで新たに感染者が発表されて、多方面に影響を及ぼす。8日に初日を迎える大相撲は、無観客での開催が発表された。僕のところには幸いにも、関わりの無いことだと思っていたら、8日に開催が予定されていた天羽支部会が中止となったという知らせが飛び込んできた。
天羽支部会というのは、息子が入所している社会福祉法人薄光会、そこが運営するケアホームCOCOの利用者の保護者、及び同じく薄光会の本部を兼ねている太陽(ひ)のしずくの利用者の保護者で組織された団体の名称だ。
支部会は年に2-4回ほど開催されて、法人本部の職員、施設の幹部と、保護者たちのコミュニケーション、並びに施設利用者(知的障碍者)たちの、安全・安心な日常生活のための、施策などを話し合うことを目的とする。
日の学校閉鎖に伴う各方面での混乱を憂慮したが、福祉施設を利用する障害者にとっても、その影響は少なくないのだ。彼らの支援の一つには、近隣のみならず大勢が利用するテーマパークなどの利用もあるのだが、それほど大きなところでなくとも、利用できなくなることや、行動範囲を狭めることに、ストレスを抱えることにつながる。
世界的な問題とはいえ、各国の対応が一日も早く終息を迎えることに、役立つことを願うしかない。
現在のようにネットで結ばれたグローバルな世界では、一瞬にしてニュースは広がる代わりに、フェイクな事柄も同様にして拡散する。
数日前にはスーパーマーケットにおいて、トイレットペーパーやティッシュペーパーの買いだめをする主婦で行列を成していた。
コロナウィルスの蔓延に従って、「紙の材料がひっ迫するらしい」などというデマがSNS上に記載されたらしい。悪いニュースはより一層拡散の度を早めるようだ。関係各方面は在庫は十分にあり、供給がストップすることはなく冷静な行動をとるようにと発表して混乱を鎮めていたが、訳の分からないデマを飛ばす奴の神経を疑う。
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