べんりや日記

住まいのこと、情報発信!

節水型便器の効能を検証する

2011-01-06 18:14:17 | 日々雑感
今月より、節水型便器に住宅エコポイントが発生するようになりましたが、節水型便器は水道が節水できるので、使えば使うほど水道代が節約でき、お得です。

TOTOの試算では従来の13リットル(大・小同じ量)便器の場合に比較して、新製品の4.8リットルタイプにすれば、年間15,000円も水道代が浮くと言うのですが、本当かどうかを計算してみます。

東京方面では、水道+下水料金は265円/m3ということですが、地元長岡市ではどうでしょうか・・

平成18年からの水道料金は1m3につき165円。下水道は126円です。
(水道メーター13㎜、20㎜で月に10m3以上の水道使用。下水は10~30m3)
合計すると、291円/m3で、東京の265円/m3よりも高いことがわかります。

3人家族(大人2人、子供1人)の場合、大が一人につき1日1回、小が3回とすると、合計 大=3回、小=9回 使用することになります。
昔の便器は大・小同じ量で13リットルを使用していたので、

 大 3×13=39リットル
 小 9×13=117リットル
 合計   156リットル を1日で使用

4.8リットルタイプの節水型便器だと、大で4.8リットル、小で3.8リットルなので

 大 3×4.8=14.4リットル
 小 9×3.8=34.2リットル
 合計   48.6リットル を1日で使用

1日で昔の13リットル便器より 107.4リットル も節水していることになります。

1ヶ月では 3.22m3の節水で、937円の料金を節約。
1年で 39.20m3の節水で 11,407円の節約になります。

同様に計算すると

家族4人の場合は、1年で15,209円
家族6人の場合は、1年で22,814円

の節約になります。
家族が多ければ多いほど、その差は歴然です。

それにしても、長岡って東京よりも水道代が高かったのね・・

節水型のシャワーヘッドも発売されています。こちらをご覧下さい。
水洗金具とセットでも購入できますが、シャワーヘッドのみの交換も可能です。

節水は水道代の節約にもなりますが、水資源の節約にもなります。水道や下水を処理するにもエネルギーを使っているので、二酸化炭素の削減にもつながります。少しずつではありますが、環境の健全化に貢献できるので、新築やリフォーム、交換の折には検討してみてはいかがでしょうか?


もくじへ・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

煙突掃除

2011-01-06 10:27:08 | 山の木の話(越後杉)
薪ストーブを導入すると欠かせない
煙突掃除の話です


高寺にある工場の休憩室の暖房は、廃材を使っています。
工場の薪ストーブは、時計型ストーブで使い捨て専用です。煙突も廃材利用で工事現場から出た物が半分を占めています。

薪ストーブを使っていると、煙突内にススが溜まり、燃焼効率が落ちてしまいます。

11月から使い始めて、大分ススが溜まってきたようで、吸い込みが悪くなり、部屋内に煙が充満するようになり、年末の大掃除に工場の煙突掃除を行いました。





工場の休憩室にあるストーブの煙突
このまま掃除するよりも、
バラして掃除したほうが早いようです。


105ミリのステンレス製ですが、一重管タイプなので、
どうしてもススが溜まってしまいます。


中は、固まりになっています。
特に「曲がり」部分などの役物に溜まりやすい・・


市販の掃除用ブラシで中のススを除去します。
番線(針金)の先端に金属ブラシをくくりつけていますが、
普通は、金属ブラシの両側にヒモを取り付けて、
両側から交互に引いていくのが標準です。


だいぶ、きれいになりました。


掃除が終了し、組み立てて終了です。
吸い込みがよくなりました。


二重管タイプの断熱煙突だと、結露が少なく、中にススが溜まりずらいのですが、多少は溜まるので、秋口等に手入れをしたほうが良いと思います。乾いていれば、今回のようにこびりついてはいないので、容易に掃除することが出来るでしょう。

一重管タイプは、冬場の使用中に内部にススが溜まってしまうので、ススを掃除しながら使用しなければなりません。

煙突のグレードが上がれば、それなりに手間もかからないのですが、そこは予算との兼ね合いでしょう。



工事の際の残材を保管しておきました


残材を適当の長さに切断して薪にしています。


仕事柄、薪には不自由しないのですが、できる限り残材や不要な木材を燃料としています。
朝のミーティング時の30分位暖が取れれば良いので、それほど量は必要ありません。
余った薪は、100円コーナーに廻すようにしていますが、年末は需要が多いようで、欠品状態になりがちです。



工場にある薪小屋
冬場は欠品状態になりがち・・




長岡市高寺町乙-35


薪小屋の記事はこちら



もくじへ・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする