東京・台東借地借家人組合1

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39歳男性、自室で孤独死 空の冷蔵庫・所持金9円 (朝日)

2009年06月06日 | 住宅・不動産ニュース

 2009年06月06日  asahi.com


 今春、北九州市門司区に住む男性(当時39)が、自宅のアパートで死んでいた。昨年秋、アルバイトを辞めた男性は、今年1月には市の生活保護窓口を訪れたが、手続きをとらないまま去ったという。男性の死後、部屋には空っぽの冷蔵庫と現金9円、市内に住む親類あての封書には「助けて」と書かれたメモだけが残されていた。

 アパートの家主の女性らによると、男性は3年ほど前から独り暮らし。昨年11月末、アルバイトで働いていた飲食店を辞め、家主に2万5千円の家賃を払ったが、それ以後、姿をみせなくなった

 心配した家主から連絡を受けた警察官が4月13日、男性の部屋に入り、遺体を見つけた。死因は病死で、死亡時期は4月初旬と推定される。家主は「11月にはそれほどやせていなかった。家の中には食べ物が一切なかった」と寂しそうに語った。

 北九州市によると、男性は今年1月8日、生活保護の相談のため門司福祉事務所を訪れた。記録によると、男性は「病気、けがはなし」と答え、30分ほどやり取りを交わした。相談員が申請の意思を確認したところ「職を探してみる」と帰ったという。

 同市では05~07年、生活保護を断られるなどした市民が孤独死するケースが相次いだため、窓口対応などを見直した。同市の守口昌彦・保護課長は「申請の意思はしっかり確認をしている」として、対応に誤りはなかったとの認識を示している。

 

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