この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

スキー指導者研修会(1日目)

2007-12-08 23:05:54 | 指導員検定・研修

本日は志賀・熊の湯スキー場で行われた2008年度スキー指導者研修会に参加してきました。スキー指導者(正指導員、準指導員)の資格を持つ人は、2年に一度参加しなければならない研修会です。教科書的にいうと、スキー指導者としてスキー技術に関する最新の動向を理解し、指導の現場で表現し伝達できるようにしておくための受けるものだと理解しております。理論研修と実技研修とから成り、先日は都内で行われた理論研修(その1その2)について報告しました。

今日から実技研修が始まりました。細かい研修内容はもう忘れてしまいましたが(コラ~)、今年のSAJ(全日本スキー連盟)のテーマは、、「外スキーを横方向ではなく、前に動かす」とか、「外足が動かせるポジション、内足が邪魔しないポジション」とか、「スキーのトップと同じ軌道をテールが描いてゆく」とかいろいろと違う表現がされておりました。


(写真)実技研修の様子

昨シーズンまでは「二軸運動」とか「両スキー主導(その発展として内スキー主導)」などと表現されておりました。毎年すこしずつ技術表現が変わるのがSAJの特徴ですね(笑)。

多少なりとも「外足」回帰が見られるようです。あとは、スキーを動かす方向も大切だとは思いますが、スキーをどの方向に出したときでもいつもしっかり乗れてるポジションにいる、ってことがより大切なんじゃないかなあと思うんですがどうでしょうか。今更ポジションとかの技術要素を持ち出すのは古くさいと思ってるのかな。

ひとつサプライズがありました。本日はあの佐藤久哉デモ(SAJナショナル・デモンストレーター)の特別レッスンがありました。私は佐藤デモの実物は初めて見ました。なにせ300人も参加している講習会ですので、4班(約70名)ずつに分かれての大人数レッスンでした。佐藤デモの目の前で、自分が滑る番では年甲斐もなくどきどきしてしまいました。


(写真)佐藤久哉デモの立ち姿 かっこイイ(・∀・)


(写真)佐藤久哉デモのプルークターン かっこイイ(・∀・)

私が佐藤デモのプルークターンで注目したのは、外スキーを前に動かすとされるプルークターンにおいて、外スキーがあまり前に出ているようには見えないことでした。むしろ外足首がしっかり曲がっており、外膝が前に出ているという点でした。これは私が先週体感したイメージと一致しており、ふむふむと納得した点でした。

明日は研修2日目。9時から12時まで、午前だけでおしまいです。