この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

志賀高原スキー

2007-12-03 23:45:00 | スキーの話題一般

12/1(土)、2(日)と志賀高原に滑りに行ってきました。今回はSさん、K夫妻、そして私は今回始めてスキーにご一緒したOさんと5人という大メンバーで行ってきました。焼額山の第2ゴンドラが運転開始ということで、焼額山がいよいよオープンとなりました。

土の出ている場所も山頂付近にほんのわずかあるだけで、あとは十分な積雪量。雪質も硬すぎず柔らかすぎず、焼額の爽快なダウンヒルを楽しむことができました。

S氏と焼額に行くと容易に「猿滑り」モードに入ってしまうので、そこをぐっと我慢。シーズン始めなのでトレーニングすることに意識を集中して滑りに臨みました。

さて、今回のテーマは「外腰主導」。谷回りで外腰の股関節を折る動きから主導して、谷回りを作る練習から始めました。これまでk2hikoさんと練習してきた内容に自分なりに発展させて、ハイスピードターンでも通用する外スキーのポジションを求める練習をしました。

これまで私は外スキーをたわませようとして外スキーを前に出し、内スキーを後ろに引く操作を行っていました。ただしこれをビデオ撮りしてみると外脚のすねと内脚のすねの角度が異なる、自称「足の三角」シルエットが出てしまいます。また外足の足首の角度が緩くなってしまうために、ハイスピードになるとぐらぐらした不安定なポジションになってしまいます。

今回これを改良するポイントを掴みました。外スキーを前に出すときは外スキーだけを前に出すのではなく、足首の角度を緊張させながら(つまりすねでブーツのトングを押しながら)外膝から前に出すイメージ。「外膝主導」で板をたわませていくと、実に楽に板をたわませることができ、すなわち高速ターン時の圧力にも楽に耐えるポジションを維持できることが分かりました。

膝を支点として外スキーを前に出していくのではなく、かかとを支点として足首を曲げながら膝を前に出してゆくという感じです。この感覚はグランジャーでトレーニングしてきたことと少し異なるので、これで本当にいいのか?という不安があるのですが、非常に安定したポジションで板に乗れており、かつすねの角度が平行のいいシルエットが出ており、あながち間違いではないのでは?という気がします。今後も議論を重ねながらさらにブラッシュアップしてゆきたいと思います。