わんこ育てわくわく日記

神奈川県藤沢市にある、わんこ育て相談カフェ「sideWAN」ブログ。

life shppo project 2011 に行ってきました

2011-01-30 22:17:15 | WANぱく教室動画


今日は、お店を休んで、こちらのシンポジウムに行ってきました




ネットで傍聴希望を申し込んで、申し込み多数の場合は、抽選だったようです。
会場もほぼ、満席に近かったです。

・養老先生の講演

・環境省の統計データ発表

・パネルディスカッション(養老先生・柴田理恵さん(女優)・西山さん(環境省)・三浦さん(SES代表))

と三部構成でした。


個人的意見としては・・・・そんなに、掘り下げた内容では無かったので、ちょっと物足りなかったのが本音です。
ま、でも、私自身が、かなりディープな域まで求める人間なので、おそらく望みすぎてるかもしれませんから、
「物足りない」は、私個人の意見です


でも、一番面白かったのは、養老先生の最初の講義です。
「ペットと人の関わり」について、とても斬新な切り口で人間の本能から無意識に求めてしまってる事などを
脳医学的な角度から、話してくださって、目からうろこの事も多かったです。

私の中で、感覚的に捉えてて、でも言葉にできないような事も、すごく理論的に順序立てて代弁してくれる事柄もあって
す~っと、救われる言葉や内容もあって、「そう!それなんだよ!」(偉そうですが)みたいな話もありました。





今日、頂いた物です
ぺディグリーとネスレが協賛だったので・・(苦笑)




これは、去年の9月に発売されたAERAの取材をまとめた本です。
読みたい一冊だったので、会場で売ってたので購入しました。

去年の9月に「ペット大国日本の責任」という著書が出てるんですが、そちらも読みたい一冊です。

情報の開示が求められ、いろんな分野の裏側が公になってる社会にも関わらず
いまだに、ペット市場やパピーミルの現状などは、深い闇の中に隠されたままです
そんな現実に凄くせまった本達です。

早く・・・できるだけ早く、そんな現実も公の場やマスコミにさらされる事を願います。

Free Pets ふりぺ著名

2011-01-29 08:29:09 | WANぱく教室動画
今年は、愛護法改正があります。
それにむけて、いろんな動きがあります。
業者側からの動き、保護団体の意見、政府からの見解・・・。

私達、一般人は、「法律」って、なんだか遠い世界に感じるけど・・
その「法律」で、犬達を守る事ができる事もあります。
最後は、飼い主さん次第でも、法律で守れる命もあります。

http://freepets.jp/signature/

著名の締め切りは、今月末です。

法律というのは、最初は薄っぺらく、その条例や規則の力も小さいけれど
改正や追加を重ね、大きな力に変わっていきます。
小さな力を大きな力に変えて行きたいですね?

明日は、「life sippo project 2011のシンポジウム」を傍聴のためお休みします




わんこ育てと子育て

2011-01-29 00:16:18 | WANぱく教室動画
この前、テレビで某タレントが、諸外国の子育ての事を話してました。


子供をのびのびと育てる法則

① 子供を大人として尊重する

② コミュニケーション能力を育てる

③ 自分で考える方法を解りやすく促す(指示)する

④ 子供の惜しみない愛情表現をする
    
この4つを意識して、子育てをすると、
物事を良い部分と悪い部分を自分の中で考え整理し判断できる力を養った人間に育つんだそうです




これって、わんこ育てと似てるなって、思いました。

①は、犬を犬として尊重してあげるということ
 犬は家族である前に「犬」という人間と違う種族である事を忘れない事。。
 俗にいう「擬人化」「擬猫化」しないで、「犬の本能」「犬の習性」「犬の感性」を理解してあげる事を指すと思います。



②は、そのまんまですが、犬は犬なので、人との関わりだけでなく犬同士の関わりを知ってると
 のびのび育つ要素になると思います。
 
 最近のワンコは、早く親犬から離されてるので、ここが欠落してるコが多い気がします



③は、「しつけ方」全体を指しますね
 ただやみくもに叱ったり押し付けたり、やり方をコロコロ変えたりしては、犬は「自分は、どうあるべきか?」
 解らなくなってしまいます。犬に解りやすく、理解できるように躾(正解)を教えてあげる事が大切です


④これもそのまんまですが、「愛情」と「甘やかし」は違います。
 ただ「かわいい」「大好き」だけ言ってりゃいいというわけではないんです。
 「可愛がりごっこ」では、何も伝わらないんです。

 子育ての愛情に置き換えれば、もっと解りやすいです
 子供が悪い事した時、「子供に嫌われたくないから、叱れない」なんて親だったら、どうでしょう?
 子供がテストで100点取った時、普通の親は「偉いね!」と褒め「次も頑張ろう!」と激励すると思います。

 親は、責任を持って叱って褒めて、子供の良さを引き出そうと努力すると思うんですけど、それは愛情があるからこそ!
 犬も同じだと思うんですよね~。
 本気で叱って、本気で褒めて・・・想いや感情を相手に伝える事=愛情をが伝わる事が大切だと思います。


こうやって見てみると、一番、一般的に解りにくいのは①かもしれませんね?

「犬は犬なんで・・」って言葉を使うと怪訝な感情を持たれるかもしれませんが、
「犬畜生や家畜的に扱え」と言ってるのではなくて、「犬を理解してあげてほしい」と言う事なんです。

ベストセラーのドッグトレーニングマニュアルを読む前に、
動物行動学や犬の生態学の研究論文を読んでみるのも良いかもしれませんね?
論文、楽しいですよ~~~これで、あなたも、どっぷり犬オタクになれますよ(笑)




チームかみなりもん(笑)

2011-01-26 19:08:49 | WANぱく教室動画
月曜日から、ずっと寝込んでましたが、かなり回復しました
熱も平熱に下がり、おかしくなってた味覚も戻ってきました。
今日も、バイトは早引けさせてもらったのですが、明日からは、ちゃんとシフト通り働けそうです
勿論、お店もちゃんと行きます! 皆様、ご迷惑&ご心配、おかけしました!



Lちゃんママに貰ったチームかみなりもんのシャツ



チームはとばすでも、いいかな?




前回、植物性と動物性たんぱく質の違いを書いてみましたが、
途中に書き並べてみた植物性原料の皆さんの生い立ちを触れてみます


まずは・・・ビートパルプを紐解いてみます。
大体、ビートパルプって聞いて、すぐに解る人ってそんなに多くないと思います。


砂糖大根(甜菜)が、もともとの原料です


砂糖大根から取ったてんさい糖です。
体を冷やさない糖質として、自然食材として売られてます。

そんな砂糖大根の搾りカスのことを指して、ビートパルプと言うそうです。

で、このビートパルプですが、糖質を搾り出す時に使う硫化系の化学薬品を使用してる事が多く、
この化学薬品の残留が問題とされてます。

この化学薬品を体内に摂取すると・・

・う○ちを出そうとする情報が脳に伝達するまでの時間がかかる

という研究結果があるようです。
で、腸内にウンチが長い時間留まる事で

・う○ちが、出る直前で圧縮され固まる
・う○ちが、腸内の水分を吸収し、匂いが減る

という結果につながるそうです。(勿論、人間の食の基準からは外されてる薬品ですので、てんさい糖からは、検出されません!)

また、砂糖大根のカスなので、甘さもあり、繊維もあり、しかも「カス」という産業廃棄物の再利用として・・一石二鳥?
なんて考えも?あるのか?ないのか?

ビートパルプ自体が、NGというより、精製の時に使用した科学薬品はちゃんと除去されてるのか?が着眼点なように感じます。
てんさい糖を作るのに、化学薬品を使わずして昔ながらに煮込んで作る製法もあるようですが、ドッグフードに使われてるものが
どっちの製法で出されたものか?というところまで、丁寧に書いてるフードは無いと思います。


う○ちは、いつもコロコロです!

それが、自然な形ならいいのですが、薬品によるものなら、それは不自然。

水分を沢山取らせてるのに、いつもう○ちが、異様に硬い・・なんて事は、ありませんか?


しつこいようですが、それを選択するのは、飼い主さんです。


フードに入ってるたんぱく質の話〔植物性と動物性〕

2011-01-26 12:02:52 | WANぱく教室動画
少し前に、小麦と大麦と・・の話をした時、「成分表を凝視してみて下さい」なんて、書きましたが、その辺を、また少し掘り下げて書いてみます


成分表の簡単な見方

主原料名が載ってて、その一番に書いてあるのが、フードのメイン成分になってるものです。主成分ってやつですね。

で、国内メーカーさんは、原材料の80%くらいが記載されてれば、おおよそOKが通ってしまう・・というのが現状のようです

・・・・「へ~」と流すか「え!?そうなの!?」と思うかは、皆さんの感覚にお任せします。

私は、後者です
それ以外の事でも、日本のペットフード、ドッグフードに関する基準や審査機構の曖昧さを知ってるので
やっとできたペットフードの安全性に関する基準法が、正しく執行され改善されていく事を願ってやみません。。



さて・・ちょっと話がずれましたが・・

主原料の下に記載されてるのが成分表です。

たんぱく質・・・
脂質・・・
繊維・・・

なんて書いてるあるやつですね。



そして犬は、人間の4倍の動物性たんぱく質が必要な生き物です

前にも書きましたが、犬は、オオカミを祖先とする、肉食寄りの雑食性の動物だからです。

主原料・主成分・動物性たんぱく質が必要なワンちゃん・・の三つのキーワードから、少し話しをまとめていきます。



とあるフードの主原料を見てみると・・・先頭をきって書かれてるのが「穀類」とか「とうもとこし」とか「小麦」とか「玄米」とか「粗引き小麦(意味不明だな笑)」とか・・・書かれてます。

2番手辺りにチキンエキスとか家禽などの表示はあるものの、もっとよくよく見てみると、穀類を匂わせる原料名が名前を連ねてます。

コーングルテン?コーンフィード?とうもろこし粉?脱脂大豆?ふすま?植物性繊維?ビートパルプ?・・あれあれ??なんだろ、この似たような語源。。

なのに、たんぱく質○○%と、一応、大体の基準値に達してるフードが多く、OKな感じがしてしまってる成分表。
掘り下げて着眼してみないと、多分解らないと思います。

ここで、私のオタク魂が追求し始めます。。


このたんぱく質・・たんぱく質には、大まかに「植物性」と「動物性」の二つに分類されます。


植物性たんぱく質
大豆
豆腐
白米
とうもろこし・・が、含有率が高い食材上位を占めるようです。

動物性たんぱく質


乳製品・・・まあ、みんなたんぱく質そのものですね。



二つのたんぱく質のその違いは、含まれてるアミノ酸の種類の違いです。

動物性たんぱく質に含まれてるアミノ酸の中で、犬の体に必要なアミノ酸は

アルギニン
システン
ヒステジン
イソロイシン
ロイシン
メチオ二ン
タウリン
トリプトファン
フェニルアラニン
トレオニン
バリン
タウリン(条件付必須である)

とされてますが、(これは覚えなくていいと思いますです・笑、私のオタクの域ですから)

植物性たんぱく質には、アルギニン・タウリン・メチオニン・リジン・トリプトファンが根本的に含まれてないそうです。

なので、この時点で、植物性たんぱく質主体では、ワンちゃんの必要栄養価が足りてないのが解ります。

それを補うように、上記の栄養価を追加させてるフードもありますけどね。



そしてもう一つの植物性のたんぱく質と動物性たんぱく質の大きな違い!

わんちゃんの消化器系は、肉食寄りなため、植物性たんぱく質の消化率が動物性の消化率より悪い!という事。
です。
動物性たんぱく質は平均90%に対して、植物性たんぱく質は平均45%と、これだけの違いがあります




そのフード、たんぱく質20%なんて書いてあるけど、植物性たんぱく質主体なんじゃね?
ってか、植物性タンパク質は、消化吸収半分だし、必須アミノ酸も欠落してんじゃね?・・みたいな~~~

最近「穀物不使用のフード」ってのが増えているのが理解できますね・・。
選択肢が増えるのは、いいことだ!!
私も、早めに気づけて良かったと思ってます一緒に悩み、問題定義し、意見交換し、話しをしてくれる皆さんに感謝を・・


そして、最近、アレルギーが多いワンちゃんや病気がちなワンちゃんが多いのは、一概に乱繁殖や遺伝によるものばかりとは言えない気がしますね。。

こんな内容のブログの内容のまとめは、やっぱり、わんちゃんの健康も飼い主さん次第って事なんだと思います。
食べればいいのか?安けりゃいいのか?それを本当の愛情というんですか?っちゅう事です、はい・・