テレビでキムタク主演の「無限の住人」の映画の映像を見て、興味がわいて原作の単行本を
とりあえず十巻まで買って、五巻の途中まで読んだ。
昔、別作品のグッズ目当てで数冊だけ「月刊アフタヌーン」を買ったことがあって、
途中の話数だけ読んでいたのだが、なるほどこんな話だったのか。
一巻最初の主人公の妹の話は映画には入ってるんだろうか?
主人公の顔の傷の要因だから入ってるといいなぁ。
マンガ的には主人公の卍には興味が持てたが今のところヒロインの凛にいまいち感情移入できてない。
ナゾのおばあさんに言われたとしても自分の復讐に不死身とは言え他人を巻き込んでるのに、
覚悟の度合いの薄さに読んでるこちらの気持ちが萎えてしまうというか、
内に秘めた狂気を作者に備えてもらえてないというか。
見た目も他の女性キャラが個性的に美しく描かれている分、割をくっているように見える。
映画で戸田恵梨香が演じる槇絵というキャラのほうが個人的に好感度高かった。
なんかヒロインと作者批判に陥ってしまったが、ここまで書いていて
なんで漫画の凛のキャラに入り込めないのかわかった。
映画の映像で凜が「私を殺そうとする人」を殺せと命じることで自分だけでなく
主人公の(漫画に出てくる)願望も満たしてあげるヒロインになってて、主人公と対等になってるんだな。
映像見たときには(そういう話か)としか思わなかったけど漫画を読むとちょっと違ってたから、
映像のほうに無意識にキャラとか話が引きずられていっていたのかもしれない。
いけない、いけない。
とっとと全巻買って読んでしまおう。