ゆみねこ日記

日常日記です。

白鳥飛来地へ

2022-11-02 14:42:28 | 日記
私の住む町の郊外に毎年白鳥が飛来する場所があります。
町の中心部を流れる五十嵐川の上流、白鳥公苑と名付けられています。

少し前に飛来したようですが、今の時期は日中は田んぼへ食事に出かけているということで、今日はカメラの届く範囲には5羽だけ。

うち1羽はまだ羽根がグレーの幼鳥でした。







午前中のお天気はどんよりと曇り空。
青空の下だともっと川の透明感が分かるのですが。




帰宅したら家にコロナワクチンの5回目接種の案内が届いていました。
今度はオミクロン株対応だと。

そして日付を見てびっくり!
何と今月、しかもその翌日にクリニックでインフルの予防接種の予約をしてある😟

早速コールセンターに問い合わせると、コロナのワクチンの後で発熱するとインフルの予防接種が出来なくなる可能性があると…😗
でどうしたら良いか相談したら、予定通りインフルの予防接種を受けて、コロナの方は先送りすることに。

その予約変更は来週受付とのことなので、コロナは来月になるかも?

まあね、また感染者数が増加しているし、何とかかからないように注意しないと。



コメント (2)
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10月の読書記録

2022-11-01 09:01:57 | ブックレビュー
10月の読書メーター
読んだ本の数:35
読んだページ数:10930
ナイス数:3821

キッズ・アー・オールライト The Kids Are Alrightキッズ・アー・オールライト The Kids Are Alright感想
社会の片すみに追いやられた存在に、丸山さんが光を当ててくれた。ストリートに生きる日系ブラジル人の少年、祖母の介護に追い詰められる女子高生。彼らを見守るNPO法人の大人たち。「漂う子」を再読してから読めば良かったかな。【それでもきっとー子供たちは大丈夫。問題なのは、自分たち大人の方なのだ。】重い言葉だが、希望の持てるエンドで良かった。
読了日:10月01日 著者:丸山 正樹
アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)アウトバーン 組織犯罪対策課 八神瑛子 (幻冬舎文庫)感想
八神瑛子、最強!真相解明の為に手段を選ばない。シリーズスタート、面白い。プロレスラー崩れの里美が好き。
読了日:10月03日 著者:深町 秋生
アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫)アウトクラッシュ 組織犯罪対策課 八神瑛子Ⅱ (幻冬舎文庫)感想
シリーズ第2弾。麻薬組織を裏切った人物を殺しに来日したグラニソ。残虐な手口で世界中の要人や警察官を殺してきた暗殺者に立ち向かう八神瑛子。凄まじい戦闘シーンと瑛子の強さにしびれる。里美も相変わらず強い!次は夫を殺した黒幕に迫るのか。即、次に!
読了日:10月04日 著者:深町 秋生
アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III (幻冬舎文庫)アウトサイダー 組織犯罪対策課 八神瑛子III (幻冬舎文庫)感想
夫の死の真相の究明編。満身創痍の瑛子さん、絶体絶命のピンチ!富永署長があの姿で駆けつける。想像するだけでしびれる。黒幕は想像通り、腐った奴らだったけど、面白くて一気に読了。続編の方を先に読んでしまったのでスッキリ出来た。
読了日:10月05日 著者:深町 秋生
殺人者の白い檻殺人者の白い檻感想
6年前強盗に両親を殺害された脳外科医の尾木敦也と看護師長の菜々穂の兄妹。そこに救急搬送されて来た患者は両親を殺害し死刑囚となった定永。被害者家族としての感情と医師としての責任感。読みやすくあっという間に読了。
読了日:10月05日 著者:長岡 弘樹
いつもの木曜日いつもの木曜日感想
マーブルカフェに繋がるスピンオフ12編と特別掌編。田中達也さんの表紙が可愛くて大好き!ここから、あの素敵な物語に繋がって行くのね。
読了日:10月05日 著者:青山 美智子
居酒屋ぼったくり おかわり! (2)居酒屋ぼったくり おかわり! (2)感想
居酒屋ぼったくりシリーズの前日譚とスピンオフ。美音の両親が商店街に出店する経緯や事故で急逝した後のこと。要との砂糖まみれ(笑)の新婚生活エピソード、馨の結婚準備と美音の義母・八重の交流。要が連れてきたドイツ人のゲスト等、おかわり2も楽しく読了。今作の最後に地元の酒蔵さんのお酒が登場して嬉しかった😄
読了日:10月06日 著者:秋川滝美
レジェンドアニメ!レジェンドアニメ!感想
ハケンアニメの熱い世界をまた味わうことが出来た。九年前のクリスマス・音と声の冒険・夜の底の太陽・執事とかぐや姫・ハケンじゃないアニメ・次の現場へ。お気に入りは【ハケンじゃないアニメ】
読了日:10月06日 著者:辻村深月
小さき王たち 第一部:濁流小さき王たち 第一部:濁流感想
1971年12月、新潟の地で幼馴染みの新聞記者・高樹治郎と代議士秘書の田岡総司は再会する。衆議院議員総選挙で新人候補の応援に入った田岡のなりふり構わぬやり方、不正を許さずスクープを狙う高樹。物語は序章、袂を分かった二人の生き方はどうなるのか?読みやすく面白い!次を読むのが楽しみ。
読了日:10月08日 著者:堂場 瞬一
神楽坂スパイス・ボックス (ハルキ文庫 な 22-2)神楽坂スパイス・ボックス (ハルキ文庫 な 22-2)感想
イタリアンレストランのシェフに失恋した元雑誌編集者のみのりは、元彼を見返す為に姉のゆたかと共に神楽坂の路地の奥の古民家でスパイス料理の専門店を開く。スパイスの持つ力でお客さんの心と体を元気にし、夫を亡くした姉ゆたかの再生と負けん気だけの妹みのりの成長譚としても面白く読了。長月さんは葬儀場が舞台の「ほどなくお別れです」で知った作家さんですが、こういう路線も良かったです。
読了日:10月08日 著者:長月 天音
川のほとりで羽化するぼくら川のほとりで羽化するぼくら感想
「らしさ」って何だろう?4編の短編、【わたれない】は育児をする男性の葛藤、【ひかるほし】は長年夫を支えてきた高齢女性、【ながれゆく】は七夕や羽衣伝説をモチーフにしたもの、【ゆれながら】は近未来のザワザワするお話。それぞれに唸らされる上手さ、彩瀬まるさんならではの1冊。好みは【ひかるほし】と【わたれない】。
読了日:10月09日 著者:彩瀬 まる
マスクと黒板マスクと黒板感想
コロナ禍の中学生。目立つことが嫌いでコロナ前からマスクを日常的に着けていた立花輝。絵を描くことが好きで美術部員の輝が、コロナ休校明けに登校した時に目にした黒板アート。誰が書いたのか?中々考えさせられ、ラストに向かう盛り上がりは面白かった。
読了日:10月09日 著者:濱野 京子
CAボーイCAボーイ感想
パイロットの夢を諦めきれず一流ホテルを辞め、CA採用試験を受けた高橋治真。とても面白く、航空業界や空港の保安検査のことなど、今まで知らなかった世界を見ることが出来た。
読了日:10月10日 著者:宮木 あや子
よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続よって件のごとし 三島屋変調百物語八之続感想
年齢不詳の男が語る、虻の呪いから姉を守り神々の賭場で働く[賽子と虻]、渡し船の船頭の妹が語る[土鍋女房]、体の不自由な女房を連れた隠居が語る[よって件のごとし]。賽子は怖さよりユーモラスで面白く、土鍋はゾワゾワと怖さが。表題作は中ノ村の男衆の格好良さ、(ひとでなし)の不気味さ、夜見の池と黄泉の池の向こうとこちらは異界なのか…。とても読みごたえがあったが、引き込まれて一気に読了。次はおちかの出産かな?楽しみに待ちたい。
読了日:10月11日 著者:宮部 みゆき
レッドクローバーレッドクローバー感想
東京豊洲のバーベキュー場で起こったヒ素による大量殺傷事件と12年前の北海道灰戸町一家殺害事件。記者の勝木は灰戸町の事件でただ一人生き残った赤井三葉の行方を追う。地方の町の噂好きで閉塞感のある雰囲気は読む側にじわじわと迫る。人の幸せを恨んだり妬んだり、マウントを取ったり、人間の愚かさ満載。三葉はどこで生きているのだろう?
読了日:10月12日 著者:まさき としか
奇跡集奇跡集感想
朝の満員の快速電車での出来事。最強の腹痛に苦しむ大学生、目の前で具合を悪くした女性に席を譲ろうとした女性、ある容疑者を尾行する刑事、痴漢冤罪を目撃して自ら証言した女性、仕事のミスを挽回しようとアイディアを考える会社員、恋人の浮気相手を尾行する公務員の女性、悪い仕事を請け負ってしまいそこから逃れようとする男。同じ電車に乗り合わせた7人に起きた奇跡、小野寺作品ならではのサービスが満載。楽しんで読了!
読了日:10月12日 著者:小野寺 史宜
ファズイーターファズイーター感想
八神瑛子シリーズ第5弾。品川で元警察官が銃撃され、犯人は逃亡。上野署では交番勤務の若い警察官がナイフを持った男に襲われ大怪我をする。ネットで執拗に警察官をさらす輩と銃撃犯は関わりがあるのか?ヤクザの抗争も絡み、瑛子の部屋も襲撃される。黒幕は壊れた親分、瑛子は人事一課に目をつけられ警護という名の監視を受ける。血腥いバイオレンスだが、里美の大活躍も見ごたえあり。さあ、次はどんな敵と対峙するのか?頭を空っぽにするにはうってつけの1冊。
読了日:10月13日 著者:深町 秋生
若葉荘の暮らし若葉荘の暮らし感想
コロナ禍の今を生きる女性たちへのエールかな?レストラン[アネモネ]のアルバイト店員・望月ミチル40歳。漠然と将来への不安を抱えていた。知人の紹介で独身40歳以上限定のシェアハウス「若葉荘」に引っ越してからの日々で少しずつ変わって行く。女性の貧困や生き辛さ、大家で管理人のトキ子さんや住人たち。とても共感出来て良い読書時間だった。
読了日:10月14日 著者:畑野 智美
レジデンスレジデンス感想
小野寺作品と言えば悪人がほとんど出て来ない、そういう概念を思い切りひっくり返される。人工海浜のある町の湊レジデンスに住む人々の群像劇。これは好き嫌いがはっきり別れる作品。小野寺作品に癒しを求める方には合わないでしょう。でも先が気になり最後までページをめくる手は止まらず。次はいつものあたたかい作品を。
読了日:10月15日 著者:小野寺 史宜
屋久島トワイライト屋久島トワイライト感想
屋久島へ飛んだオカルト雑誌編集者の野々村舞は、ツアーガイドの狩野哲也と共に屋久島最高峰の宮之浦岳縦走へと向かったが、そこで不思議な世界に迷い込んでしまう。うーん、オカルトだけどそんなに怖さは感じない。何より怖いのは生きた人間だと思うので😅 K9シリーズの方が好みです。編集部の新人・六合津沙樹の存在が不気味なので、続編ありなのかも?
読了日:10月15日 著者:樋口 明雄
ロスト・スピーシーズロスト・スピーシーズ感想
アマゾンの奥地にお宝を探しに入る5人組。目的は癌の特効薬になる幻の植物[奇跡の百合]、リーダーのクリフォード・ボディガードのロドリゲス・植物ハンターのデニス・環境問題に取り組む大学生・ジュリアと植物学者の三浦。いきなり不審な男たちから襲われたり、アマゾンジャガーやアナコンダ、クロカイマンなどの危険な敵に遭遇したり。奇跡の百合は本当の目的なのか?日本人移民の高橋や、ゴム採取の歴史、ロストスピーシーズの本当の意味。盛り沢山だけどアマゾンを舞台の冒険ものとして面白く読了。
読了日:10月16日 著者:下村 敦史
汝、星のごとく汝、星のごとく感想
瀬戸内の島で出会った暁海と櫂。高校生の2人には夫に捨てられ心を病んだ母と、奔放で男性に依存し捨てられることを繰り返す母が居た。閉鎖的な島で傷ついた2人は惹かれ合い、やがてすれ違う。自立して2人で生きようとしても断ち切れない親との絆。子どもは親を選ぶことは出来ないが、親を捨てることが出来ればどんなに楽になれるだろうか。今年のベスト候補本、お薦めです!
読了日:10月16日 著者:凪良 ゆう
ひとり旅日和 運開き!ひとり旅日和 運開き!感想
人見知りの日和のひとり旅シリーズ第3弾。コロナ禍で自粛を求められる日々、日帰りで餃子を食べに弾丸ツアーを決行したり、赤ちゃんパンダ観覧チケットが当たり和歌山へ飛んだり。叔母の体調を気づかう母に代わり奥入瀬・十和田湖・小坂町へ旅したり。沖縄の旅は憧れの蓮斗のアドバイスで公共交通機関を利用。蓮斗との関係もちょっと進展、次巻も楽しみな展開に。ああ、私も旅に出たい!小坂町、康楽館や鉱山事務所、素敵な場所で思い出のスポット。また行きたい!
読了日:10月18日 著者:秋川 滝美
イオカステの揺籃 (単行本)イオカステの揺籃 (単行本)感想
母の呪縛から逃れられない恭子。「いやらしい」と言う言葉を投げつけられて育ち、長じて青川誠一の妻となり子をなす。一見何の不自由もなく幸せそうな恭子が長男英樹の妻の懐妊、その子が男児と分かってからの常軌を逸した行動。怖さとおぞましさで気分が悪くなりながらも読むのをやめられない。これぞ遠田潤子の世界…。
読了日:10月19日 著者:遠田 潤子
紙の梟 ハーシュソサエティ紙の梟 ハーシュソサエティ感想
人ひとりを殺したら死刑になる世界。短編4つと中編1つ。短編は冒頭の殺してはいないが目と指と舌を失わせる酷い犯罪、想像を絶する悲惨さで心まで痛む。籠の中の鳥たちは孤絶した山荘で起きた殺人、レミングの群れはいじめの被害者の自殺で首謀者の中学生が殺害され、その犯人の動機は?表題作は読みごたえあり。ある日恋人を殺害された男は、その恋人が存在しない人間と知り彼女の周辺を探る。何故彼女は身分を偽っていたのか?少しは救われるエンディングだった。
読了日:10月21日 著者:貫井 徳郎
超怖い物件 (講談社文庫)超怖い物件 (講談社文庫)感想
うーん、これはあまりハマらなかった。宇佐美さんの「氷室」が面白かった。短編集なので当たり外れもあるし、最後の方は流し読み。
読了日:10月22日 著者:平山 夢明,宇佐美 まこと,大島 てる,福澤 徹三,糸柳 寿昭,花房 観音,神永 学,澤村 伊智,黒木 あるじ,郷内 心瞳,芦花 公園
付き添うひと付き添うひと感想
少年犯罪における弁護人の役割を担う「付添人」のオボロ。彼にはかつて少年院で過ごした過去があった。傷つき心を閉ざした子どもたちに真摯に向き合うオボロ。そして5編の物語はどれも切なく、オボロによって救われる子どもたちに安堵する。お薦めです!岩井さん、追いかけたくなった。
読了日:10月22日 著者:岩井 圭也
二人の嘘二人の嘘感想
東大を首席で卒業し在学中に司法試験に合格、将来を嘱望された片陵礼子判事。間違えることを厭い完璧に仕事を成し遂げてきた礼子が気にかけた裁判所の門前に佇むひとりの男。かつて礼子が懲役刑に処した元服役囚・蛭間と関わることで大きな運命の渦に巻き込まれて行く。結末が気になって一気読み、だけどこんな風に簡単に引き付けられて男女の関係に陥るのだろうか?まあ創作の世界だから有りなのか…。礼子のダンナと姑が嫌な感じだったな。
読了日:10月24日 著者:一雫 ライオン
サウンド・ポスト (単行本)サウンド・ポスト (単行本)感想
英語が不自由な父と日本語がわからない娘の物語。オーストラリアの地で、3歳の娘メグを残し妻のエリースが亡くなる。日本料理店で働きながら娘を育てる崇。メグはヴァイオリンと出会い崇はそれを支え続ける。崇の同僚の瑛二、ルーシー先生やセルゲイ先生に見守られメグの才能は開花して行く。ヴァイオリンの最も大事な部分がサウンド・ポスト、メグの人生のサウンド・ポストは父の崇。良い物語を読んだ。岩城けいさんの作品で最高、お薦めです!
読了日:10月24日 著者:岩城 けい
おいしい旅 初めて編 (角川文庫)おいしい旅 初めて編 (角川文庫)感想
アミの会、(仮)が取れましたね。坂木司「下田にいるか」仕事に行き詰まり勢いで列車に乗り終点へ、松尾由美「情熱のパイナップルケーキ」福引きで旅行券を引き当てた派遣社員の台湾への旅、近藤史恵「遠くの縁側」アムステルダムでパスポートを盗られ、1人で2日間を過ごすことに。松村比呂美「糸島の塩」、篠田真由美「もう一度花の下で」、永嶋恵美「地の果ては、鄰」サハリンへの旅、図子慧「あなたと鯛茶漬けを」。7編全部良かった!猛烈に旅に出たくなる。
読了日:10月25日 著者:近藤 史恵,坂木 司,篠田 真由美,図子 慧,永嶋 恵美,松尾 由美,松村 比呂美
首取物語首取物語感想
過去のことを忘れた悪ガキと首だけになった男。互いをトサとオビトと呼び、奇妙な旅が始まる。7つの国を旅してたどり着いた目的の「波賀理の国」で2人の因縁が明らかになる。時代ファンタジー作品、面白かった。
読了日:10月26日 著者:西條奈加
セカンドチャンスセカンドチャンス感想
長い介護の末母を看取った麻里51歳。病院でひどい数値を医師に叱られ健康のため水泳教室へ飛び込んだら、大きく動き出した人生。周りを気にして縮こまっていた麻里がどんどん変わって行く姿を応援しながら読み進めた。出来ないことをぐずぐずと言い訳する私に耳の痛いお話。ああ、私も体重を落とさないと😅
読了日:10月27日 著者:篠田 節子
小さき王たち 第二部:泥流小さき王たち 第二部:泥流感想
新聞記者の高樹家と政治家の田岡家、前巻から25年の時を経て息子たちの世代に。高樹の記事により政治家としての道を曲げられたと執念深く復讐の機会を狙っていた田岡は新米記者である高樹和希に罠を仕掛ける。この巻ではひとまず田岡の勝利、しかし高樹親子はきっと反撃してくれるだろう。最終巻が楽しみ!
読了日:10月30日 著者:堂場 瞬一
ソノリティ はじまりのうたソノリティ はじまりのうた感想
清々しい感動で読了。おとなしく内気な早紀は吹奏楽部だからという理由で合唱コンクールの指揮者を任される。積極的なキンタや最初は合唱に乗り気にならないバスケ部員の岳と涼万。個性豊かな彼らの等身大の悩みや恋心に、才能豊かな音心(ソウル)のピアノが絶妙なハーモニーを生み出す。中学生の揺れ動く心を描いたストーリーは、遥か彼方の記憶を甦らせる。佐藤いつ子さん、初読み。
読了日:10月30日 著者:佐藤 いつ子
奇跡を蒔くひと奇跡を蒔くひと感想
年間4億円の赤字で潰されかけた市民病院。院長以下勤務医が次々に辞めて行くなか、ひとり残った34歳の青年医師・速水隆太が院長に名乗り出た。病院再建に立ちはだかる市議会・医師会そして厚労省の壁。地方医療の抱える問題は簡単ではないと思うが、隆太の熱い志が周りを巻き込み、状況も変えて行く。 面白かった。
読了日:10月31日 著者:五十嵐貴久

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