ゆみねこ日記

日常日記です。

泣ける本

2022-09-12 19:04:05 | 読書
最近読んだ本を2冊。

町田そのこさんの「宙ごはん」

生みの母・花野と、育ての母・風海。
ふたりの母を持つ川瀬宙。
読み始めは、母・カノさんはただ身勝手で嫌な女だと思ったが、読み進めると最後にガラリと印象が変わる。
家族って、親って何だろう?
色んな呪縛で苦しむ子供たちと不器用で未熟な大人たちに、希望と勇気を与えてくれる1冊です。
読み終えると、フワフワのパンケーキが食べたくなりますよ。




もう1冊は、吉川英梨さんの「海蝶」

海上保安庁唯一の女性潜水士"海蝶"、これは"海猿"の女性版、まだ現実ではないのですが。
主人公・忍海愛は父と兄も海上保安官で潜水士。
愛は3.11の津波で母を亡くし、愛自身は海上保安官・佐崎に命を救われた。
友人の船上結婚式で佐崎と再会、恋に落ちるが、二人の前に立ちはだかる震災の心の傷。
後半はプライベートで乗船したフェリーで事件に遭遇、ハラハラドキドキの展開で一気読み!
泣き笑いしながら読み、感動のラストシーン。お薦めの1冊。






コメント
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