何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

2022――これから10 年、活躍できる人の条件

2012-04-09 22:05:50 | Book Reviews
「2022――これから10年、活躍できる人の条件」 神田昌典・著、PHPビジネス新書、2012年2月3日

p.45 文明が崩壊する原因は、戦争でも病気でも食糧危機でもない。それは歴史が大きなターニングポイントに差しかかったときに、「引き継ぐべき価値観」と「捨て去るべき価値観」を見極められたかどうかの違いだというのだ。

p.178 内部からは変革できない。だから外部にゲリラ組織を創るようにするのだ。具体的には、セルフ・トランスフォーミング・マインドのリーダーを中心に別組織を創り、本体とは異なる起業家的文化を築くのである。意思決定や人事制度も、プロセスよりも結果を重視する、わかりやすい簡略なものにしていく。

p.182 イン・フォメーションとは、その言葉どおり、(外の認識を)内に形創る。外からの情報を受け入れて、自分の中に認識を形創ることだ。それに対してエクス・フォメーションとは、外に形創る。自分の内にある認識を、外へ形創っていく。イン・フォメーションは、世の中から求められている自分を創る。それに対してエクス・フォメーションとは、自分が求めている世の中を創っていく。

p.223-4 このように会社の競争力を作る文化は、大きく分けて三つある。そして、この三つの文化は、互いに衝突することが多い。
 「顧客の親近感」を重視すれば、個別対応をしなければならないが、それは例外を嫌う「経営の効率性」とは矛盾する。「経営の効率性」を重視すれば、予測できる活動にフォーカスしなければならないが、それは驚きを求める「商品/サービスの革新性」とは矛盾する。「商品/サービスの革新性」を重視するなら、顧客ニーズの先をいかなければならないが、それは既存顧客の声を重視する「顧客との親近感」とは矛盾する。
 対面ではなく、ネット上での文面でのコミュニケーションが多くなってきたために、異なる価値観を持った人同士は、何度メールをやりとりしても理解できない。それぞれ自分の価値観に基づき、会社のために頑張ろうとすればするほど、感情がもつれ、爆発するのは時間の問題。
 だから、寺社の競争力を生み出すコアの文化を明確にし、不得意分野については積極的にアウトソーシングすることにより、スピーディに事業展開できる。

p.227-8 ここ十数年、多くの大企業は「経営の効率性」を強めてきたが、今後も、グローバルに競争するためには、効率をもたらす管理体制を緩めるわけにはいかない。それが資本主義のもとでの投資家からの要請だからである。すると、その文化とぶつかる人々――イノベーション、およびホスピタリティを大切にする価値観を持った人々は、企業の中では息苦しくなる。
 しかし、解決策はある。誤解を恐れず、単刀直入に言うならば――企業は、自社の競争力の源泉となる仕事以外は、どんどん切り離してしまえばいい。イノベーション、ホスピタリティを強みとする人々は、管理体制を強める本体とは距離をおいて、自らが強みを発揮できる別組織を創る。

p.250 就職したての頃は、学生の延長。給料もらいながら勉強しているようなものだ。それを自分の能力の対価として、給料を稼いでいると考えるのは、とんでもない勘違い。理不尽なことを経験するために、お金をもらっていると考えるといい。新米社会人のこの時期には、優れた上司とのほんの数分間の会話が、あなたの人生に大きな影響をもたらす。逆にダメ上司を見ておくことは、反面教師として大きな学びを得ることになる。


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