何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

不二家埼玉工場、研修ほとんどなし

2007-02-05 14:26:48 | ISO9001奥が深いか浅いのか
不二家埼玉工場、研修ほとんどなし…外部改革委が視察  読売新聞 2007.2.3 より

 大手菓子メーカー「不二家」(本社・東京)の再生に向けた助言を行う「『外部から不二家を変える』改革委員会」は3日、同社の埼玉工場(埼玉県新座市)と秦野工場(神奈川県秦野市)を視察した。

 消費期限切れの牛乳を使用して洋菓子を製造していた埼玉工場では、社員やパート従業員に対する研修がほとんど行われていなかったことが判明し、改革委は、早急に研修システムを確立するよう同社に指示した。

 視察したのは、改革委の田中一昭委員長(拓殖大教授)や委員のほか、同社の桜井康文社長ら計10人。

 視察後、田中委員長は、手作りの工程が多く、従業員による高度な衛生管理が求められる埼玉工場について、「きちんとした研修システムがなく、新人は職人芸を盗んで仕事を覚えるという雰囲気だった」と指摘。同工場のパート従業員からは、「これまで一度も研修を受けたことがない」という証言もあったという。


 耳を疑うような内容ではないか。ISO9001の審査で、指摘事項のひとつとして研修の不備が挙げられていたが、このようだとは思わなかった。個人商店が軒先でお菓子を作って細々と売っているのとは違う。それで済ませているところに、根の深さを感じる。

 生命や健康にかかわる業種でありながら、社会人なら自ら生涯学習をして当然だ、個人で研修から何かを得るのだから、その費用は個人でもつべきだ、などとする組織もいまだにあると聞く。教育・研修は、リターンの計算できない投資だと思っているようだ。

 自分たちは社会に対して何をしているか、認識が欠けているのだろう。自分たちがどうありたいかだけを追い求めているからのように思われる。根底にある発想が違えば、教育・研修をするにしても、その実態が雲泥の差となって現れる。その典型のように思えた 

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