「最高の医療をうけるための患者学」 上野直人・著、講談社+α新書、2006年7月20日
p.4 外来診療での医師と患者さんのコミュニケーションのあり方にこそ、日米でもっとも大きな隔たりがあると感じたのです。
p.18-9 患者さんの多くは、自分自身の病気について、目の前の医療者に説明できる知識を持っておらず、どのような治療を受けてきて、それを踏まえて今後、どのように治療を進めていきたいかという希望などが整理でけいていないのです。
p.26-7 主治医制のもと、最初にかかった診療科の医師の権限がひじょうに強くなる傾向が見られます。最初に外科で診察を受けた患者さんは、やはり外科的治療(手術)をメインにした治療に傾きがちです。
すべての治療方法を、初めから平等に検討するシステムが整っていないのです。
p.29 がんの治療に限らず、感染症にしても、専門家である医師は、標準的な治療法を熟知していて、ある程度反射的にパッパッと治療法が出てこなくてはいけません。患者さんはそういう病院にかかるべきです。
p.94 質問なんて簡単だと考えていませんか? 質問というのは、じつは、気持ちの余裕と事前の下調べがないとできない、高度なコミュニケーションです。
p.116 最新治療は、かならずしも標準療法ではないということです。皆さん、意外と知らないのですが、がんの治療でもっともすばらしいのは、標準療法なのです。
標準療法とは、最大多数の人が確実の延命する治療法です。
p.4 外来診療での医師と患者さんのコミュニケーションのあり方にこそ、日米でもっとも大きな隔たりがあると感じたのです。
p.18-9 患者さんの多くは、自分自身の病気について、目の前の医療者に説明できる知識を持っておらず、どのような治療を受けてきて、それを踏まえて今後、どのように治療を進めていきたいかという希望などが整理でけいていないのです。
p.26-7 主治医制のもと、最初にかかった診療科の医師の権限がひじょうに強くなる傾向が見られます。最初に外科で診察を受けた患者さんは、やはり外科的治療(手術)をメインにした治療に傾きがちです。
すべての治療方法を、初めから平等に検討するシステムが整っていないのです。
p.29 がんの治療に限らず、感染症にしても、専門家である医師は、標準的な治療法を熟知していて、ある程度反射的にパッパッと治療法が出てこなくてはいけません。患者さんはそういう病院にかかるべきです。
p.94 質問なんて簡単だと考えていませんか? 質問というのは、じつは、気持ちの余裕と事前の下調べがないとできない、高度なコミュニケーションです。
p.116 最新治療は、かならずしも標準療法ではないということです。皆さん、意外と知らないのですが、がんの治療でもっともすばらしいのは、標準療法なのです。
標準療法とは、最大多数の人が確実の延命する治療法です。