『しがみつかない生き方 「ふつうの幸せ」を手に入れる10のルール』 香山リカ・著、幻冬舎新書、2009年7月30日
なんといっても衆目を集めたのは最終章にある「〈勝間和代〉を目指さない」。
勝間さんがただならぬ才能と努力の持ち主であることは言うまでもなく、同じだけやったとしても皆が同じようになれるなんて考えられないことを、カツマーの多くが錯覚していることを気づかせてくれた。
勝間さんのようになれたら素晴らしいとは思うが、勝間さんはそれをどこかで楽しんでいる。苦行じゃない。わざわざ難関ルートを登頂することに生きがいを感じているふうでもある。そこを一般の者が同じように登ろうとしたら、遭難する確率が高い。
多くの者が勝間さんのエッセンスを習い、エネルギーをもらい、しかしはるか勝間さんには及ばない。勝間さんのレベルやゴールに達することができない中、焚きつけるだけのつもりはなかったかもしれないが、フォローすることも忘れてはならない。
なんといっても衆目を集めたのは最終章にある「〈勝間和代〉を目指さない」。
勝間さんがただならぬ才能と努力の持ち主であることは言うまでもなく、同じだけやったとしても皆が同じようになれるなんて考えられないことを、カツマーの多くが錯覚していることを気づかせてくれた。
勝間さんのようになれたら素晴らしいとは思うが、勝間さんはそれをどこかで楽しんでいる。苦行じゃない。わざわざ難関ルートを登頂することに生きがいを感じているふうでもある。そこを一般の者が同じように登ろうとしたら、遭難する確率が高い。
多くの者が勝間さんのエッセンスを習い、エネルギーをもらい、しかしはるか勝間さんには及ばない。勝間さんのレベルやゴールに達することができない中、焚きつけるだけのつもりはなかったかもしれないが、フォローすることも忘れてはならない。