何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

集客のルール

2009-04-17 22:19:16 | Book Reviews
あたりまえだけどなかなかできない 集客のルール」 岡本士郎・著、明日香出版社、2007年9月30日

p.17 「お客さまのニーズ」を「満たすサービス」の目的が、もしくは代替可能ならライバルになりのです。つまり「隣の店」なのだということに注意しましょう。

p.23 私たちの方には来なくて、ライバルの方に行っているお客さまが分かれば、次に打つべき集客策が、おぼろげながら見えてくるでしょう。
 逆に、私たちのお店に来ているのに、ライバルのお店には行っていないお客さまが分かれば、それが失ってはならない強みだということも再確認できるはずです。

p.30 確かにお問い合わせ段階の人は「客」ではありません。しかし既に「見込み客」なのです。

p.115 「高額な広告費が罪悪」なのではありません。「効果の出ない広告費が罪悪」なのです。

p.118 その広告に1回触れただけで「行ってみよう・買ってみよう」という気にさせるのが、目指すべき広告の完成形でしょう。

p.148 文句をたくさん言う人=クレーマーではありません。そして、クレーマーは客ではありませんが、クレーム客は大事なお客さまです。
 クレーマーは文句をつけること自体を目的にしている人です。

p.156-7 アフターフォローは早いうちに行わなければなりません。頭でっかち尻すぼみのイメージでも構いませんから、初期フォローを重視してください。
 抜歯した翌朝、近くの病院で痛み止めをもらい、やっと落ち着いたという頃に「その後どうですか?」なんて間の抜けた電話がかかってきても、「なんだ、今更、この医者は」と藪蛇になってしまいます。
 節目の後ですぐにフォローし「お金を払った途端に放ったらかしにされた」と思わせない。この安心感がリピーターや口コミ紹介客の獲得につながるのです。

p.161 広告費とは非リピーターで減ってしまったお客さま分を補填するものだ、くらいの心構えでいきましょう。

p.176-7 良いことは1人に話し、悪いことは10人に話すと言われます。
 つまり、良い口コミを広めようとするのではなく、悪い口コミが広まらないようにすることなのです。

p.187 最終的に受注や購買につながらない集客は、ムダな集客だということでもあります。

p.203 お客さまを感動させるプラスアルファは、ほんの少しの差でも、天と地ほどの結果を生み出してしまいます。広告などで差がつかない平等な条件だと、ちょっとした対応の差が口コミの差となり、それが明確な集客力の差となるのです。当たり前のことは当たり前にする。その上に重ねた「ほんの少し」が集客力の本質なのです。
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