何かをすれば何かが変わる

すぐに結論なんて出なくていい、でも考え続ける。流され続けていくのではなくて。
そして行動を起こし、何かを生み出す。

朝日新聞が伝えたプロ野球

2008-01-08 23:08:42 | Book Reviews
「朝日新聞が伝えたプロ野球」 西村欣也・著、小学館文庫、1999年6月1日

 著者は今でも朝日新聞のスポーツ欄でときどきコラムを載せている。どの文章もある境地に達したかのように、卓越している。限られた字数にもかかわらず、無駄がなく、行間に広がりを見せ、空間を感じさせる。当然、読者を引きつける。コラムを読むことを楽しみにさせる。

 分野こそ違えど、自分も簡潔な言葉で、言いたいことを言い表し、訴えるような文章を書けるようになりたいなぁ、と思う。
 そこでちょっと題材は古いものばかりだが、本書で西村節を堪能してみようと思った。10年ほど前の内容になるが、今とは少し違う。片鱗は感じるが、今があまりにも磨きがかけられた文章になっているのだろう。

 西村さんも、昔から名調子でペンを走らせていたわけではない。ちょっぴり安心。

 大リーグ選抜とセ・リーグ選抜の試合における、大リーグ選抜の真剣なプレーとセ・リーグ選抜のお祭りプレーとの次元の違いは、その試合をテレビで見ていた記憶があっただけに鮮明に蘇った。とても野球はベースボールに太刀打ちできない、体格やパワーの問題以上にレベルの違いを見せつけられたのだった。

 今はそれほどではないかもしれないが、試合に臨む姿勢において、子供と大人ほど雲泥の差をまざまざと見せつけられたのは、今後においてもいい薬になっているはずだ 
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