若竹屋酒造場&巨峰ワイナリー 一献一会 (十四代目日記)

何が酒の味を決めるのか。それは、誰と飲むかだと私は思います。酌み交わす一献はたった一度の人間味との出逢いかもしれません。

楽しくなけりゃ仕事じゃない (泊りがけ合宿会議)

2007年01月22日 | ものおもう十四代目
若竹屋には「営業部」がありません。若竹屋では「買う気がない客に商品を売りつける技術」を営業と定義しているので、「私たちは営業活動を行わない」ことにしています(独自の定義なので他社の否定ではありません)。私たちが定義するところの「お客さま」に対する活動を行う部門が、その活動の一つとして販売に携わっています。

その「お客さま部」で1泊2日の合宿会議をしました。
筑後川温泉にある旅館「富久屋」さんの一室を借り、朝から深夜にわたる会議をします。主に次年度の計画に関わる事を扱いましたが、実に楽しく、熱く、充実した会議でした。

僕は「楽しくなければ仕事じゃない」といつも言っています。私たちは、起きている時間の大半を仕事とその準備のために使っています。その時間が、苦痛で辛く耐えなければならないものとしたら、それは人生の無駄使いですよね。そして、そんな仕事を職員さんに強いているならば、成果もなければ発展も望めない、つまり経営としての誤りとも言えるかも知れません。

そんなわけで、今回の会議では「やりたい事をしよう!」をテーマに進めました。ある戦略項目について大きな機構改革に着手したのですが、部員それぞれに「やりたい事・出きること・向いている事」を手を挙げてもらいました。そうして各活動項目に担当を決めたのですが…これが重なる事なくピッタリと納まるんですよね~(笑)

「あれぇ?何でこんなにキレイに担当分けが出来たんだろう?社長、なんか仕掛けがあるんですか?」とスタッフから声が上がります。

「みんなで、それぞれがやりたい事を決めたんじゃないですか♪仕掛けなんてありませんよ(笑)でも見事に納まったね~★」と答えましたが…もちろん仕掛けはあります(笑)

でも仕掛けなんて大したことじゃないです。大事なのは「楽しく仕事をすること」ですもの。仕事や人生は楽しい事ばかりじゃないでしょう。でも、それを「楽しむこと」が出来るかどうか、それは自分自身にかかっているように思います。「楽しむこと」、「好きになること」は人間だけに与えられた素晴らしい力と思っています。

深夜に及ぶ討議・協議・審議の後に、富久屋の温泉につかり、それから酒を呑みながらまたまた激論を交し合う。翌日も夕刻までがっちり会議しましたが、真剣さの中に笑顔の絶えない素晴らしい会議でした。「お客さま部」のみんな、お疲れ様でした!




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