本格的な寒さになっても、夏から咲き続けているのがベビーサンローズ(ツルナ科アプテニア属)です。別名にハナツルクサ ハナヅルソウがあります。
南アフリカ原産で、多肉質の茎を分枝しながら這うように広がるので、グランドカバーや吊り鉢に適します。
花は径約2cmと小型ですが、鮮緑色の葉に囲まれて鮮紅色がよく目立ちます。
暖地では露地で越冬でき、開花期は7~9月となっていますが結構遅くまで咲いています。
地味な花なのに、あちこちの庭で見られるのは、炎暑にも寒さにも強く、挿し芽で簡単に増やすことができるなど手間要らずのところが好まれているのでしょう。