水田の一角にミズアオイ:水葵(ミズアオイ科ミズアオイ属)が、ブル-の花をつけていました。
前3日間記事に出た害草ではなく、こちらは観賞用として植えられているのです。
水湿地に生え、葉の形がカンアオイの仲間に似ているところからこの名があり、古名はナギ(菜葱)で、昔は食用にされました。長い葉柄があり、葉の長さは5~15cmのハート形で光沢ある濃緑色です。花は9~10月、葉より高くのびた花柄に直径2~3cmの青紫色の花を沢山つけます。
同じ花穂の花は同時に開き一日で凋みます。6個の雄蕊のうち長くて葯が青い1個はつぼみのときに花粉を出し自家受粉します。短くて葯の黄色い5個は開花してから花粉を出します。
属は違いますが、よく似た熱帯アメリカ産のホテイアオイは、その猛烈な繁殖力で各地で厄介な害草になっていますが、ミズアオイのほうはそんなことはなくむしろ珍しいくらいの存在です。ちょっと目にはよく似た花ですが、ホテイアオイの印象が悪いだけに、こちらの花のほうがすがすがしく見える気がします。
前3日間記事に出た害草ではなく、こちらは観賞用として植えられているのです。
水湿地に生え、葉の形がカンアオイの仲間に似ているところからこの名があり、古名はナギ(菜葱)で、昔は食用にされました。長い葉柄があり、葉の長さは5~15cmのハート形で光沢ある濃緑色です。花は9~10月、葉より高くのびた花柄に直径2~3cmの青紫色の花を沢山つけます。
同じ花穂の花は同時に開き一日で凋みます。6個の雄蕊のうち長くて葯が青い1個はつぼみのときに花粉を出し自家受粉します。短くて葯の黄色い5個は開花してから花粉を出します。
属は違いますが、よく似た熱帯アメリカ産のホテイアオイは、その猛烈な繁殖力で各地で厄介な害草になっていますが、ミズアオイのほうはそんなことはなくむしろ珍しいくらいの存在です。ちょっと目にはよく似た花ですが、ホテイアオイの印象が悪いだけに、こちらの花のほうがすがすがしく見える気がします。