新・むかごの日記

高槻市に在住の、人間と自然が大好きな昭和1桁生まれの爺さんです。
出かけるときはカメラ連れ。
目標は毎日1記事です。

鵜殿のヨシ焼き

2005-02-28 07:08:58 | 植物観察1日1題
27日、早春の風物詩、鵜殿(高槻市淀川河川敷)のヨシ焼きが行われました。
高く上る煙や煤が公害との対岸などの苦情で、今年は前もってブルで押し倒してのヨシ焼きとなりました。
例年のように、2丈余のヨシが、自分の背丈の何倍かの高さまで炎を上げ、音を立てて、燃え上がり、燃え落ちる豪壮さこそ少し損なわれましたが、それでもなかなかの迫力でした。
ほどなく、末黒(*)の焼け跡にも鳥たちが戻り、ヨシの芽も力強く角ぐむでしょう。
アシ焼きの終わるころには、朝方の寒気もゆるみ、たしかな春風が渡ってゆきました。
(*)末黒(すぐろ)=春、野の草木を焼いた後の黒くなっていること。また、その黒く焼けた草木のこと。同行の俳句愛好者に教わりました。また一つ美しい日本語に出会いました。

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